トゥイステッド・シスター、伝説のライブ盤を語る

1983年3月にロンドンの伝説的なライブハウス、マーキー・クラブでパフォーマンスを行ない、観客を魅了したトゥイステッド・シスター。

今年9月20日には、その模様を収めたライブ盤「Live at the Marquee Club」がライノ・ハンドメイドからリリースされた(日本盤の発売は未定)。このアルバムには、バンドのデビュー曲「Under the Blade」やシャングリラスの「Leader of the Pack」のカバー、公の場での初披露となった「You Can't Stop Rock 'n' Roll」など、今回初めてリリースされる5曲を含む、マーキー・クラブでの2度のステージからの未発表レア音源が収められている。

この伝説的なライブ盤のリリースを目前に控えた今年の夏、トゥイステッド・シスターのギタリストで中心的存在のジェイ・ジェイ・フレンチに<noisecreep.com>がインタビューを試みた。

Noisecreep.com(以下、N): マーキーでのショーは、バンドにとって重要な時期に行なわれたんですよね?
全くその通り。我々はこれまでに3度マーキーでパフォーマンスを披露してきた。3回ともバンドのキャリアにとって重要な時期だったし、マーキーは本当に重要な場所だった。CBGB(かつてニューヨークにあった伝説のライブハウス)や他の場所も人々の話題にのぼっているけどマーキーの特徴は、ザ・フーが常連で、ストーンズやジミヘン、そしてボウイも名を連ねていたってこと。特別な場所にいるって感覚があったんだ。俺たちがそこで最初に演奏したのは1982年で、「Under the Blade」のレコーディングをしていた頃さ。

N: イギリスの観客の反応はどうでしたか?
彼らは俺たちを受け入れてくれた。イギリスの観客は実際のところ、出身地のロングアイランド(ニューヨーク州)からバンドを救い出してくれたんだ。俺たちは常にイギリスでも実力を証明しなくちゃと思っていたんだけど、観客の反応はアメリカと同じだったんだよ。ニューヨーク周辺でも、そしてイギリスでもうまくやれた。イギリスではファンもメディアも大熱狂してくれた。彼らは最初、俺たちをパンク・バンドだと思っていたんだけど、俺たちは自分で楽器も弾けるから"アンチ"パンク・バンドだと考えていた。そこが違うところかな。

N: 当時、他のバンドと知り合いになったりしましたか?
最初はモーターヘッドかな。レミーがバンドを支持してくれたんだけど、もしそうじゃなかったら、俺たちのキャリアは今とは違ったものになっていただろうね。イギリスでの最初のショーはモーターヘッドと一緒にやったんだけど、彼は心から受け入れてくれた。レミーはマーキーでのショーにも来てくれたんだ。彼は俺たちにとってすごく重要な人間で、今でも会ってるよ。モーターヘッドとはかなりたくさんのフェスで一緒にやっていて、俺たちはレミーをステージにも招き入れるんだ。

N: 今回の作品のユニークなパッケージについては、どう思いますか?
ライノは素晴らしい仕事をしてくれた。古巣のアトランティックは、トゥイステッド・シスターをリスペクトしてくれなかったからね。ライノは愛情を込めてくれていたんだと思う。アトランティックときたら、オリジナルのアートワークを破棄したり、マスター・テープだって失くしちまったんだからさ。

俺はバンドへの情熱を持ち続けている。20年前、俺はかつてのクールなマスター・テープを探すべく、大西洋を巡回した。そしてトゥイステッド・シスターの「Live at the Marquee」が収められた2つのリールを見つけたんだ。しばらくはこれについて語ることはしなかったんだが、目録がライノの手に渡ったとき、俺は彼らにマーキーでのコンサートについて話したんだ。ライノの人たちははじめ、「え、何?」って感じだったけど、結局リリースしてくれた。ライノは素晴らしいよ。彼らは今でも、俺たちが毎年ビッグになって、今でも世界中をツアーで回っていること、そして俺たちのようなアーティストのためのマーケットが存在していることをわかっているんだ。覚えておいてくれ。全員がオリジナル・メンバーで、今でもツアーをしているメジャーなバンドは5つしかないってことを。エアロスミスにモトリー・クルー、ラッシュ、ZZトップ、そしてトゥイステッド・シスターさ。ライノは俺たちの価値を本当に理解してくれている。

N: 今回のライブ盤で、良い思い出がよみがえりますか?
そうだね、それに情熱もかき立てられる。この作品は、多くのファンが最初に俺たちに対して抱いた印象の再確認をできたんじゃないかな。彼らの直感は正しかったってことさ。トゥイステッド・シスターは必死で活動して、他に競う相手もいないほどプロ意識のレベルを維持しているのさ。俺たちはこの"職業倫理"をロンドンのマーキーに持ち込み、それが今回のライブ盤で聴けるってわけだ。ライブ盤を聴くと、俺たちはロックの殿堂入りに値するんじゃないかって思うよ。


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