今年もフランスはカンヌにて、5月16日(水)から27日(日)まで開催される第65回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)。その出品作品がこのほど発表された。


オープニング作品はウェス・アンダーソン監督の新作『Moonrise Kingdom』。そのほかにも、デヴィッド・クローネンバーグ(『Cosmopolis』)やアンドリュー・ドミニク(『Killing Them Softly』)、ミヒャエル・ハネケ(『Amour』)、ウォルター・サレス(『On the Road』)、リー・ダニエルズ(『The Paperboy』)、ジョン・ヒルコート(『Lawless』)といった監督の作品が上映される。さらに大ヒットアニメ『マダガスカル』シリーズ第3弾『マダガスカル3/Madagascar 3: Europe's Most Wanted』も初お披露目される予定だ(日本公開は8月1日(水))。クロージング作品には、クロード・ミレール監督の『Therese Desqueyroux』(出演はオドレイ・トトゥ)が選ばれた。

今回の映画祭には、『トワイライト』シリーズのカップルも登場。ロバート・パティンソンはクローネンバーグ監督の『Cosmopolis』に、そしてクリステン・スチュワートはサレス監督の『On the Road』のPRでカンヌ入りするとか。

そのほかの注目作は、アンドリュー・ドミニク監督の『Killing Them Softly』。高い評価を博したアクション西部劇『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2009年)に続く作品だ。本作では『ジェシー...』同様、ブラッド・ピットが主演を務めている。また、ニコール・キッドマンやジョン・キューザック、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒーが出演の法廷スリラー『The Paperboy』や、トム・ハーディとシャイア・ラブーフ共演の『Lawless』にも期待が寄せられている。

また日本勢では、若松孝二監督の『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』が「ある視点」部門に選出されている。こちらは、日本を代表する文豪・三島由紀夫(『仮面の告白』『金閣寺』『潮騒』)が1970年11月25日に自決を遂げるまでの日々が描かれている。

一方、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『The Master』や、昨年の最高賞(パルム・ドール)に輝いた『ツリー・オブ・ライフ』のテレンス・マリック監督の新作は上映されないという。

コンペティション部門の作品は以下の通り。そのほかの作品はコチラでチェックしよう(英語)。

65回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品作(22作品)
"Moonrise Kingdom" (監督:ウェス・アンダーソン) (オープニング作品)
"Amour" (ミヒャエル・ハネケ)
"The Angel's Share" (ケン・ローチ)
"Baad EL Mawkeaa (Apres La Bataille") (ユースリー・ナスラッラー)
"Beyond The Hills" (クリスティアン・ムンギウ)
"Cosmopolis" (デヴィッド・クローネンバーグ)
"Holy Motors" (レオス・カラックス)
"The Hunt" (トーマス・ヴィンターベア)
"In Another Country" (ホン・サンス)
"Im Nebels (Dans La Brume)" (セルゲイ・ロスニツァ)

"Killing Them Softly" (アンドリュー・ドミニク)
"Lawless" (ジョン・ヒルコート)
"Like Someone In Love" アッバス・キアロスタミ)
"Mud" (ジェフ・ニコルズ)
"On The Road" (ウォルター・サレス)
"Paradies: Liebe" (ウルリヒ・ザイドル)
"The Paperboy" (リー・ダニエルズ)
"Post Tenebras Lux" (カルロス・レイガダス)
"Reality" (マッテオ・ガローネ)
"Rust & Bone" (ジャック・オーディアール)

"Taste Of Money" (イム・サンス)
"Vous N'Avez Encoure Rien Vu" (アラン・レネ)

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