フリルのついたトップスや、ベル(鐘、鈴)の形をしたスカート、ニーハイソックス、そしてつま先の丸い靴が特徴の"ゴスロリ・ファッション"。近年、コスプレやアニメなど日本の新たな文化が海外で評価されているが、中米メキシコはモンテレイ(Monterrey)でもゴスロリは人気らしい。



ハイファッション誌では、"セクシーな少女"にインスピレーションを受けたスタイルなどといわれるゴスロリ・ファッション。だが実際のところは、威厳がありながらも控えめなファッションの時代に影響を受けているという。

「このスタイルは『不思議の国のアリス』の時代や、ビクトリア朝やロココ調といった、優雅な時代と関係があるのです」と言うのは、日本のストリート・スタイルに詳しいファッション・ブロガーのラ・カーミナ(La Carmina)。「こういった(ゴスロリ調の)服を着ると、ファンタジーの世界にいるような気分になれます。それこそが、彼女たちが求める"美"なのです」

80年代のパンク&メタル音楽シーンに端を発し、"ヴィジュアル系"やMalice Mizer(マリスミゼル)のManaによって広まったといわれるゴスロリスタイル。90年代に入ると、ファッションブランドがゴスロリ系ファションを次々と発表していった。

ラ・カーミナによると、メキシコにおけるゴスロリ人気は、アニメや漫画、そして(スペイン語に)翻訳された日本のアニメの広がりと関係があるという。彼女はまた、ゴスロリとウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ(Lolita)』とは一切関係ないと断言。さらに、モンテレイの"ロリータ・パラダイス・クラブ"のメンバーの1人は<The Daily Mail>に対し、「ロリータの目標はセクシーなイメージを作ることではなく、キュートまたはエレガントな魅力をキープすることよ」とコメントした。

「ロリータファッションの意図は、着ることで自分が美しく感じ、自分なりの幸せを得ることにあるの。異性に"認められる"ためじゃないわ」。けだし名言である。

メキシコにおけるゴスロリファッション・ギャラリーはコチラからどうぞ! また、本文に登場したラ・カーミナのウェブサイトも要チェック。彼女は旅番組のホストや日本のサブカルチャーに詳しいだけでなく、東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティーTシャツも紹介しています。

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