髪型を崩さない「見えない」自転車ヘルメット! どこに着用してるかわかる?

Aya Nakazato
自転車に乗る時にヘルメットをかぶらない理由は、窮屈だから、ヘアスタイルが台無しになるから...などが主流ですが、そうしたマイナス面のない、エアバッグ・ヘルメットが発売されました。その作動の瞬間も含めた、メイキング映像をお届けします。

このビデオは、スウェーデンの女性2人が、「不可能」と言われたことに聞く耳を持たず、「見えないヘルメット」を発明・開発したエピソードを綴っています。

日本では自転車に乗る時ヘルメットをかぶる人は少数派ですが(※)、先進国の多くでは着用が義務づけられています。それもそのはず、二輪車や自転車が車と接触した際、大けがをしたり死亡するのは大抵二輪車・自転車に乗っている方だからです。(東京都内の交通事故死者数の統計を見ると、自転車に乗っていて死亡した事故例(17.7%)は四輪車(8.4%)の2倍以上です。)

<着用時>
ヘルメットをしていれば、死者10人のうち4人はおそらく助かった...と言われても、私達はヘルメットをするでしょうか?着用が義務づけられている国々や自治体でさえ、100%着用にはほど遠い状況です。「理屈はわかるけど、仕事場/学校に着いたときのペッタンコ髪を考えたら、やむを得ない!ムレて汗かくし」というのが、ほとんどの人の本音でしょう。

髪型を崩さない快適なヘルメットなんて無理だから、そんな見た目ばかり気にするアホな奴らは放っておけ、と思いがちなところを、その気持ちがよーく分かった工業デザイン科の大学院生が2人いました。スウェーデンのルンド大学で修士論文のテーマを選んでいた、テリアス・アルスティン(Terese Alstinat)さんとアンナ・ハウプト(Anna Haupt)さんです。

誰もが不可能だと思った「見えないヘルメット」。首に着ける携帯エアバッグ、という構想に、担当教授はクラッときて、「ちょっと座らせて」「君たち、(きっと)億万長者になるね」と言ったそうです。

その後2人は研究開発のため、必死で1,000万ドル(約8億円)のVC資金をかき集めましたが、この映像によるとその道のりは容易ではありませんでした。「女性がそんな技術的なもの作れるわけ?」「男性の指導が必要なんじゃないかな」と言われたとか。

<エアバッグ作動後(もしもの時だけ)>

「もし人々が『それは不可能だ』と言ったら...彼らが間違っていた、と証明すればいいだけ」と突き進んだ2人。

頭部外傷の専門家と共にありとあらゆる事故パターンを考究し、7年間の研究開発の末、ようやく市販にこぎつけたこの「Hövding」ヘルメット。事故にあたるような動きを加速度計/ジャイロ・センサーが感知すると、0.1秒でエアバッグが作動し頭部を包み、地面や車に接触する際の衝撃を最小限におさえます。

すばらしい発明なのですが、お安くはありません。車のエアバッグと同じで1回しか使えないことを考えると、1個3,998スウェーデン・クローナ(約4万8千円)という値段にちゅうちょする人も多いでしょう。しかし頭を打った時の医療費や起こりうる危険を考えると、普通のヘルメットはイヤ!という人には価値のある投資かも知れません。

2008年の道路交通法改正で、13歳未満の児童、幼児のヘルメット着用は保護者の努力義務となりました。

記事元:technabobHuffPost Small BusinessVimeo警視庁

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