「アイアンマン3」レビュー!エンディングにヒーロー映画史に残る名セリフ (杉山すぴ豊)

ちょっと心配していた「アイアンマン3」。でも全くの杞憂に終わりました!我らがアイアンマン そしてトニー・スタークは決して僕らの期待を裏切らなかったのです!

僕が心配していた点は2つありました。

1つは、あれだけド派手だった「アベンジャーズ」の後なのでスケールダウンして見えるんじゃないかということ。
2つめは前2作と比べ、暗くてシリアスなストーリーになるのでは?(=特に監督が変わったので)。
しかし、ヒーロー・アクション映画としての魅力&見せ場がいっぱい!
そして確かに今までより、トニーはピンチにさらされますが、どんな状況においても"彼らしいリアクション"が炸裂して、このキャラクターならではのユーモラスさは健在でした!だから安心してください!

「アイアンマン3」は、皆さんに素晴らしいゴールデン・ウィークを約束してくれます!



以下、極力ネタバレにならないように書くと、、、「アベンジャーズ」から1年。トニーは、あのときの戦いの後遺症で、パニック障害になっています。アイアンマン・スーツに身をゆだねていないと安心できないし、より強い敵の存在に脅え、それに対処すべく、ひたすらアイアンマン・スーツ作りに没頭しています。おりしも、アメリカは、マンダリンと名乗る謎の男から、テロ攻撃を受けています。大統領は、これに対処すべく、政府ご用達のアイアンマン=アイアン・パトリオットを出動させます。時同じくして、キリアンという男が率いるシンクタンク A.I.Mが、スタークとペッパーポッツにアプローチをかけてくる。 A.I.Mは、トニーとかつて"親しい仲"にあった、女性天才バイオ科学者マヤと一緒に、人体を強化する<エクストリミス>という研究をしています。だが、このA.I.M、どこか怪しい。そして、ある"衝撃的な事件"がきっかけで、マンダリンの武装ヘリが、トニーの豪邸に大規模な奇襲をかけてきます! すべてを失い、ボロボロになったトニー!果たして彼とペッパーポッツの運命は!?

今回の「アイアンマン3」は、トニー・スタークの物語です。前作「アイアンマン2」が、「アベンジャーズ」のつながりを意識していたのに対し、今回は"アイアンマン"だけにフォーカスしています。そして、すごいなと思うのは、今回登場するアーマー=マーク42は、トニーの意志によって、スーツを瞬時に装着・脱着できるので、ついにアイアンマン・スーツとトニーは、これまで以上に一心同体感が強まるわけです。
しかしながら、今度の「アイアンマン3」、この無敵の設定をうまく使って(笑)
トニー・スタークのアクションの見せ場と、アイアンマン・スーツのアクションの見せ場をうまくわけています。シリーズ中、ある意味、最もトニーがスーツを装着しないし、最もアイアンマン・スーツが大活躍するのです!ダウニーJrファンと、アイアンマン・ファンの両方がきっと大満足できるでしょう!!

クライマックスは、予告篇でもちらっと見せている、アイアンマン・スーツが総登場です!
今回、最新のアイアンマン・スーツは、マーク42(42番目)。前回の「アベンジャーズ」がマーク7ですから、35体のスーツ・ストックがある!これが、大暴れします!
そして敵が強烈!「1」「2」とメカな敵だったのに対し、今回は今まで以上に"ホラーな敵"です(笑)

原作コミックを知っている方なら、
"エクストリミス""A.I.M""アイアン・パトリオット""マンダリン"が、原作の設定をうまく変えて登場します。
また"アイアン・レギオン"(アイアンマン軍団)や"レスキュー・アーマー"(トニーにとって、とても大事な女性がスーツを装着!)の要素も登場。
例によって エンド・クレジットの後に、お楽しみシーンがありますが、ここはニヤリとさせてくれます。あと「1」に登場した、懐かしい人物が、冒頭に登場。なるほど、こうつながるのか、と。

物語の中盤、トニーと、ある少年のエピソードが登場します。
僕は、ここのくだりがとても好きでした。トニーが"たのもしい大人"では決してなく、
この少年とのかけあいが ガキ同士のやりとりになってしまうのです。
でも、トニーは、この少年を、ちゃんとバディとして認めていく、、、。

スーパーヒーローって、やっぱり少年の、憧れであり、友だち なのです。
「アイアンマン3」が、少年とトニーの映画であったこと、をうれしく思いました。

映画の最後に、トニー自身が"自分にとって、アイアンマン・スーツがなんだったのか"を語ります。このセリフは、ヒーロー映画史に残る、名セリフです。傑作です!

(杉山すぴ豊)
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