『殺人の追憶』(03)『グエムル -漢江の怪物-』(06)『母なる証明』(09)のポン・ジュノ監督の最新作『スノーピアサー』は、自身初の国際キャスト&初の英語作品というハリウッド映画的一大スケールのドームで覆われてはいるものの、その実はジュノ節全開【オレたちが観たい骨太韓国映画そのもの】だ。
期待に違わずリアルな痛みを伴うアイロニーが五感に効く衝撃の一作だったが、それもこれもジュノ監督の徹底したコダワリの産物なのだ。