20代女子アナ界随一のテクニシャン・夏目三久のスゴさとその理由

霜田明寛

"女子アナ30歳定年説"もある中で、20代のうちに、どこまで人気と実力を獲得できるかが、女子アナたちのその後の人生を分けることに。その双方を兼ね備えたのが夏目三久である。


2007年に日本テレビに入社した夏目は、入社半年で『おもいッきりイイ!!テレビ』に抜擢されるなど、入社直後から活躍。日テレを退社し、フリーになった後は『マツコ&有吉の怒り新党』でブレイク。退社から2年後には古巣日テレでも『真相報道 バンキシャ!』を担当。

そんな彼女は、実はアナウンサーとしての技術や、日本語の使い方がしっかりとしている。例えば、一人称は『私』とかいて『ワタクシ』。T.M.Revolutionについてコメントするときに「吹雪の中で歌われるお姿が......」とちゃんと『お』をつけたり。

青春時代の積極的な恋愛エピソードを話すときも丁寧だ。高校時代、毎日同じ電車に乗っていた他校の男子高校生を好きになりラブレターを渡した、という話でも「王子様系の方でしたね」と、"方"をつける、丁寧さ。

ラジオ番組も担当しているのだが、そこに送られてくる、アナウンサーを困らせようとして、わざとつけられた読みづらいラジオネーム(例えば『きゃり-ぱみゅぱみゅ大好きぽみゅぽにゅプリンちゃん』みたいなもの)も、すらすらと読み流して「ありがとうございます」と付け加える。

そう、彼女はマツコ・デラックスが嫌うような、アイドル的な『女子アナ』ではなく、れっきとした技術レベルの高い『アナウンサー』なのである。

その見分けやすいポイントとなるのが、震災の話に触れるときに違和感があるかどうか、である。この3月、各局で震災特番などが組まれたり、ニュースで触れられたりしていたが、そのときに、どうしても甲高い声の"女子アナ"が読むと大きな違和感が生じる。そのため、落ち着いたトーンで声を出せる、年を重ねたアナウンサーが登場する必要性が出てくる。だが、夏目三久は、その落ち着いた声で、20代の女子アナでは稀な、震災の話に触れても違和感のない、アナウンサーなのである。

前述のような恋の話をする時は明るく少し高めの声で、震災などの話題に触れる時は落ち着いた低めの声で。そのトーン調整ができるからこそ、バラエティにも報道番組にも対応できる、稀有な"女性アナウンサー"が誕生しているのだ。

この4月からはTBSの朝の新番組『あさチャン!』の顔になるなどまだまだ躍進中。奇しくも、初の担当番組で共演していたみのもんたの『朝ズバッ!』の後釜として、である。
夏目にとっても視聴者にとっても、みのに煽られ続けていた時代よりも落ち着いた、心地の良い時間がやってきそうである。

【参照リンク】
・「夏目と右腕」公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/migiude/

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