NHK大河ドラマといえば時代考証なども含め細かく検証が行われ、言葉遣いから、美術なども可能な限り再現されている印象だが、日本語学者の飯間浩明氏が『花燃ゆ』の美術に重大が不備があることを指摘し話題となっている。


飯間浩明氏がツイッターで「NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は楽しみにしていますが、幕末の書物の表紙にパソコンの明朝体フォントが使われていたのには当惑しました。美術スタッフに筆文字の書ける人が少なくなっているのではないかと心配します」とコメント。
確かに「海防憶測」という和本の題簽(だいせん)(和漢の書籍の表紙に題名などを記してはる細長い紙片または布片)に明朝体が使われており、違和感を感じるものとなっている。

その後、「手書きではなくすでに当時は活版だったのでは?」という微妙なつっこみが入るが「これはことば足らずでした。活版はもちろん直筆ではありませんが、筆文字に基づいているので、今日のデザインされたフォントとは違う、と述べるべきでした。」「ご指摘の書体は、Adobe社の〈イラストレーター〉などに標準搭載されている「小塚明朝 Pr6N B」だと思われます」と丁寧な回答。

その後の反応を見ると「大河に限らず「花子とアン」の辞書もパソコンのフォントだった」や「韓国の歴史ドラマも全部パソコンのフォント」など、他局のドラマでもそのようなことが数多くあったという意見が多数寄せられている。

■参照リンク
『花燃ゆ』公式サイト
http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/