アメリカの名門ニューヨーク大学Tisch School Of Artsの卒業式が22日に行われ、名優ロバート・デ・ニーロが登壇。大学を巣立つ未来の俳優の卵たちに祝辞を贈ったのだが、その内容がカッコよすぎると話題を呼んでいる。

https://youtu.be/lN4v_JK_qbY


メガネをかけたデ・ニーロは、檀上に登ると、「おっとスピーチを書いた紙はどこだっけ?」と慌てたようにポケットから紙を出し、それで鼻をかむという小ボケを挟んで、場の空気をすっかり自分のものに。

終始ジョークを交えた笑いの絶えないスピーチは、偉大な俳優の人生経験を踏まえたものとあり名言だらけだった。

「君たちは自分の才能に気づき、野心を磨き、情熱を認めた。一度それに気づいてしまったら、もう戻れない。自分に与えられた才能と生きるしかないんだ」。
「芸術に関していえば、情熱は常に常識をしのぐ。今君たちは単に夢を追っているだけじゃない、運命をつかもうとしているんだ。君たちは芸術家だ。その時点で人生終わりだよ(笑)。良い知らせは、芸術っていうのは人生をスタートさせるにはそんなに悪い場所じゃないということかな」。
「オーディションに落ちたり、他人から認めてもらえず傷つくこともあるだろう。でもやめるという選択肢はないんだ」。
「卒業後も大学で得た友を忘れてはいけないよ。友情を続けなさい。このクラスで得た友は、将来計り知れない財産となるのだから」。

71歳の御大デ・ニーロが門出の言葉を追えると、卒業生たちからは感謝のきもちを込めた歓声と拍手が鳴りやまなかったそうだ。