映画『猫侍』北村一輝がイケメンすぎる!「途中で居眠りしても話はつかめるよ(笑)」【直撃取材】

鴇田崇

白猫を抱え、眼光鋭くレンズの奥を見据える写真のお侍! あの久太郎と玉之丞が、映画『猫侍 南の島へ行く』でカムバック! そこでAOLニュースでは、久太郎役の北村一輝にインタビュー。玉之丞(あなご)とのエピソードや、同シリーズが放っている唯一無二の存在感の理由などを直撃! 特に、女性にたとえて同シリーズを説明するセンスや、「本作はサラリーマンには営業ツールにもなる! 」と言い切ってくださるところなど、北村さんの魅力満載です!



――主人公の久太郎と白猫玉之丞(あなご)のコンビ感が最高ですが、動物との撮影は大変だってよく耳にします。ウラ側は、修羅場でしたか???

動物がメインの作品ですから、思い通りに動いてくれない時でも猫に合わせて台本の手直しも監督が考えていました。だから当初とは、エンディングが違う。ハッピーエンドで終わるはずで、猫が恋して上手くいく「俺よりもそっちとる?」「最後にこっちを振り向いてくれるのか?」のような話でしたが、2匹会わすとバシバシ叩きあい、猫パンチでしたね(笑)。そこで内容を変更し、あのカタチになりましたが修羅場はありませんね。

――エンディング変わるってすごいですね(笑)。でも、『猫侍』って、そのハンドメイドな感覚が、観ていてクセになるわけで。

皆で必死にアイデアを出し合い、撮っていますよ。そういうところは大変だけれど、好きなところですね。映画は、生ものだと。つくづく思います。日本映画界のクオリティーは最高だと思っていますが、そういう作品とふと見比べてしまうと、ハンドメイド感満載ですが、皆プロですからすぐに対応できる。昼と夜を真逆にしたりもしていましたね。工夫でつなげてしまう、ちからわざでもありますがプロの遊びを楽しめる作品です。

――そもそも最近ではクオリティーの高低で映画を吟味する前に、映画人口の母数が減っているので、『猫侍』みたいな入りやすい映画がもっと増えてほしいです。

イベント感満載の映画があってもいいと思いますね。今の時代、娯楽の選択肢が多く、映画が一番ではない人も多くなりましたよね。映画=DVDを借りて観る、そういう感覚もある中で、『猫侍 南の島へ行く』のようなアプローチの映画があってもいいと思う。レンタルするくらいの気持ちで劇場に足を運び、楽な感覚で見る観やすい作品があってもいいのかなと思います。間口を広げるための映画はあってもいいという想いはあります。

――何が正解かはわからないですよね。『猫侍』のアプローチが、いまの時代の正攻法かもしれない。

そうですよね。ツッコミどころがある理由はあえて残していて、そこを指摘している瞬間に観る人は世界に入っていることになる。完璧にメイクしている女性は、懐に入りづらいじゃないですか(笑)。すごいけれど、入りにくい。スキがあったほうが入りやすいものです。一個の作品を僕たちは人間と考えていますが、この作品はメイクしたまま朝まで遊んでボロボロの顔になっているから「見ないで!」みたいな女性(笑)。でも、そこに親しみを感じる人が多いはずで。

――そういう想いに至ったきっかけは、『猫侍』ですか???

僕はもともと日本映画やドラマに対して客観視しているところがあり、作品や芝居のわかりやすさの部分で言うと、それは日本ではよく思われていないですよね。韓国映画のようなストレートに恐怖! という感覚が受け入れられていないけれど、そういうことが気にはなっていました。個人的にはストレートでわかりやすい作品が好みで、本当にリアルが求められればそういう作品でも勝負をしますが、基本はわかりやすいほうがいいですね。

――シンプルですが、一番大切なことでもありますよね。

俳優としての勝負という作品は一生に何本かはあると思いますが、毎回そうである必要はないじゃないですか。まずは観ている人が楽しめて、映画っていいな、ドラマっていいなと思ってほしい。それで少しでも、誰かが幸せになってくれればいい。特に自分がそうでしたので、子どもたちにはそう思う。だからわかりやすく芝居することは、心がけています。



――さて、『猫侍 南の島へ行く』ですが、男性にはどう勧めますか???

あくまで持論ですが、普段闘っている世の男子は、こういうやわらかさを忘れがちじゃないですかね。これを観て、癒されてみるもよし、ダメだしするもよし。安心して気楽に観られる映画ですから、家族サービスの一環で映画に誘ってみてはいかがでしょうか。途中で居眠りしてもおおよそ話はつかめると思いますよ(笑)。

――確かに、本当に癒しが必要な人は、癒し系に触れていない気もします。

いつも言っているのは、『猫侍』は、劇場でポップコーンでも食べながら観てもらいたい。映画をDVDで観たいという人が多い理由は、家で楽だからですよね。だから、映画館でもそういう楽な気持ちで観てもらえればと強く思っています。

――興味のアンテナを広げることはいいことですよね。

僕もそうですが、仕事に突っ走っている時は自分にプラスにならないことは、どうでもいいやと思ってしまいがちです。それはけっこうあることで、人は関係ないことには目を向けないですよね? でも、45歳を過ぎて想うことは、人の話に耳を傾けることで新しい世界が広がり、余裕が生まれてくる。自分の幅が広がり話題も豊富になる。実は『猫侍』、年配の人がすごく観ている。だから、営業先で話題になりますよ(笑)。

――サラリーマンには、営業ツールにもなる! ということでいいでしょうか(笑)。

はい、大丈夫です(笑)。本当に、すごく年配の方々にも観てもらっていますので、大河ドラマ並みに言われますから。ちょっとカリカリしている相手に、「よかったら観てください」とチケットを差し上げると、丸く収まると思います(笑)。


さらば、サムライ。北村一輝主演、映画『猫侍 南の島へ行く』9月5日(土)全国ロードショー!

https://youtu.be/6Vmxh9RKrZQ


映画『猫侍 南の島へ行く』公式サイト
http://nekozamurai.info/
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