全員ワル!FBIも恐れたバルジャー率いる地獄のギャング集団「ウィンターヒル"ギャング」 【映画『ブラック・スキャンダル』集中連載①】

AOL News Staff

第一回:こいつら全部ワル、バルジャーとウィンターヒルのギャングたち

ジョニー・デップが実在するギャング、ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーを演じ、海外の批評家から"史上最高の演技" (Variety)と絶賛され、早くもオスカー大本命との呼び声も高い主演最新作『ブラック・スキャンダル』が、2016年1月30日(土)から全国ロードショーとなる。

AOL Newsでは、『ブラック・スキャンダル』の日本公開に向けて、"バルジャー"特別捜査班を編成、"アメリカ史上最大の犯罪スキャンダル"と呼ばれる本作を9週にわたって検証していく。 その第一回は、「こいつら全部ワル、バルジャーとウィンターヒルのギャングたち」をお届けする。


バルジャーとFBI特別捜査官コノリー

最初にこの事件の舞台となるボストンについて記しておこう。 1970年代から80年代、全米を揺るがした犯罪の舞台となったのは、ボストン南部の"サウシー"と呼ばれるエリアだ。低所得者向けの公営住宅が立ち並ぶこの地区は、結束の固いアイルランド系アメリカ人のコミュニティーで、忠誠心が法よりも優先され、腐敗が根深くはびこっている場所だ。

本作に登場するバルジャー(ジョニー・デップ)、弟のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)、FBI特別捜査官のジョン・コノリー(ジョエル・エドガートン)は、サウシー出身の幼なじみなのだ。 アメリカ史上最悪のスキャンダルと呼ばれる理由は、ケチな地元のギャングと呼ばれていた男が、FBIの情報提供者(密告者)となることで、逆にFBIを自由に操り、法の目をかいくぐって勢力を広げたことによる。FBIはバルジャーたちの犯罪を野放しにしたのだ! 1970年代終盤、この事件の首謀者ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーは、アイリッシュのワルたちを集め犯罪組織を作った。彼らは"ウィンターヒル"ギャングと呼ばれ、恐喝、高利貸し、麻薬密売、殺人まで、あらゆる犯罪に関わっていく。


ここに一枚のモノクロ写真がある。原作「ブラック・スキャンダル」(ディック・レイア&ジェラード・オニール著/角川文庫刊/12月25日発売)内で紹介されているものだ。"トリプル・オー・ラウンジ"の看板が掛かるこのバーが、バルジャーとサウシーの仲間たちが秘密の悪だくみを行った店だ。開店すると入り口には用心棒ケヴィン・ウイークス (ジェシー・プレモンズ)が客の出入りを見張り、店の奥にはバルジャーの仕事部屋も用意されていたという。

そして今回特捜班では、トリプル・オーに集まったワルたちをとらえた場面写真を入手した。


右から見ていくと、まず目に入るのがバルジャーだ。店内でも革ジャンを着ているその姿は、どこにいても油断しないギャングの佇まいを感じさせる。 その隣で煙草をくわえているのは、バルジャーの右腕で腹心、凶悪犯罪の実行犯でもあるスティーブ・フレミ(ロリー・コクレイン)だ。物静かだが、威嚇的でもあるこの男は、実は無類の女好きだったとの証言もある。 1人飛ばして、手にしたピーナッツを口に放り込んでいるのが、ジョン・モラタノ(ダブル・アール・ブラウン)だ。テーブルのナッツを唾で汚れた手でつまむマナーの悪さに苛立ったバルジャーに激怒されることもあるが、コトに臨むときは冷静沈着な殺し屋だ。 ボストン南部、サウシーと呼ばれるエリアにあるバー"トリプル・オー"に集まったバルジャーとウィンターヒル・ギャングたちは、FBIを手玉に取ってのし上がっていく。

後に証言者となった用心棒のケヴィン・ウィークスはこんな証言を残している。

「最初、奴はケチな地元のギャングだった。シマはサウシーだけ。だが、たちまち大物になった。何故か分かるか? FBIが好きにさせたからだ」

次回の特捜班レポートは、FBI特別捜査官ジョン・コノリー、オーストラリア出身の個性派俳優ジョエル・エドガートンが演じる正義と悪の狭間に立つ男をフィーチャーする。ぜひご期待を。

映画『ブラック・スキャンダル』は、2016年1月30日(土)より、全国ロードショー!

■公式サイト:www.black-scandal.jp

■ハッシュタグ:#ブラックスキャンダル

https://youtu.be/jaHqN1eBs-M


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


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