第八回:邪魔者はこうしてヤれ!極悪ギャングから学ぶ容赦なきワルの流儀!

ジョニー・デップが実在するギャング、ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーを演じ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチと三つ巴の演技バトルを披露する、実話を基にした『ブラック・スキャンダル』が、2016年1月30日(土)から全国ロードショーとなる。

AOL Newsでは、『ブラック・スキャンダル』の首謀者"バルジャー"特別捜査班を編成、"アメリカ史上最大の汚職事件"を描いた本作を9週にわたって検証していく。

【第一回】全員ワル!FBIも恐れたバルジャー率いる地獄のギャング集団「ウィンターヒル"ギャング」

【第二回】実録!米史上最大の汚職を招いたFBI捜査官とギャングの「秘密の協定」

【第三回】ベネディクト・カンバーバッチ、史上最悪の犯罪王の弟で若き政治家を熱演「俳優としてやりがいがあった」

【第四回】ダコタ・ジョンソン、女子大生愛人の次はギャングの「極妻」!裏の顔を持つ男とのタイマン演技

【第五回】ギャングと「秘密の協定」を結んだFBI捜査官に隠された野望とは?

【第六回】正義漢だった夫が悪に染まっていく!FBI捜査官の妻の目に映った恐るべき「秘密の協定」の真相

【第七回】「俺に賄賂は通じない」ギャングとFBIの史上最悪の汚職に鋭く斬り込む連邦捜査官とは?

第八回は、邪魔者は黙らせるバルジャーの悪(ワル)の流儀によって、永遠に黙らされてしまった被害者たちを追う。極悪ギャングの粛正から浮かびあがる容赦なきワルの流儀とは!


「コトを起こすときは、誰も見てない場所でヤれ」

ジェームズ・"ホワイティ"・バルジャー(ジョニー・デップ)は、6歳の息子に極道の流儀を笑顔で教えた。ボストン南部、サウシーの幼なじみのFBI捜査官ジョン・コノリー(ジョエル・エドガートン)と結んだ《秘密の協定》では、「オレは密告者(ネズミ=Rat)ではない」と、裏切り者になることを徹底して拒んだ。

敵対するマフィアの情報を与えることで、自分たちの犯罪を見逃してもらう《秘密の協定》を結んだバルジャーの半生を描く映画『ブラック・スキャンダル』には、犯罪者として生き残るための極意、ワルの流儀が散りばめられている。今回は、バルジャーの餌食となった被害者たちを追うことで、ギャングのサバイバル術を徹底検証してみよう。

ワルの流儀① 刃向かうヤツは許さない。

ギャングたちのアジト、トリプル・オーでの出来事。酒に酔った仲間がバルジャーと口論になった。酒を口にしないバルジャーが「酒は飲みすぎるな」と諭すが、男は更に乱れる始末。ピストルを取り出したバルジャーは、「一発で倒せ、でないとお前を殺すぞ」と男を突き放す。その夜は仲間のとりなしで事なきを得たが、数日後、防弾チョッキを着用していた男はその甲斐もなく...。

ワルの流儀② 裏切るヤツは許さない。

ある日、裏切りの烙印を押した男を車の助手席に乗せたバルジャーは、用心棒のケヴィン・ウィークス(ジェシー・プレモンズ)が運転する車で荒野へと向かう。誰もいない場所に着いたバルジャーは「エンジンを切れ」と指示、いきなり後部座席から殴り始める。間髪入れずにウィークスとアイコンタクト、二人掛かりで襲いかかった。無防備な男を完膚なきまでに叩きのめした後、車から出たバルジャーと用心棒の前には、憐れな裏切り者が横たわっていた。


ワルの流儀③ 口を割るヤツは黙らせる。

バルジャーの相棒スティーブ・フレミ(ローリー・コクレーン)は頼りになるギャングだ。だがこの男は女癖が悪かった。あろうことか、愛人の連れ子で娼婦のデボラ・ハッセー(ジュノー・テンプル)に手をつけた。これだけなら笑い話で終わるのだが、困ったことにデボラが微罪でボストン警察に捕らえられてしまう。釈放された彼女を笑顔で迎えたバルジャーは、ギャングの秘密を暴露していないかを探るため「何を聞かれた」と静かに詰め寄る。「何も話していない」と笑うデボラだが、隠れ家で匿うことを約束したバルジャーとフレミによって、永遠に黙らされてしまう。

ワルの流儀④ 誰も見ていない場所でヤル。

アイルランド系アメリカ人として、家族、近隣者たち、そして祖国とのつながりを最も大事にしたバルジャー。逃亡生活に入る前に最も執着していたのはIRAに対する支援だったらしい。犯罪の限りをつくして手にした彼の資金は、武器や弾薬となって漁船に積み込まれアイルランドへと向かった。だが、ボストンを出港した船は、市警察によって摘発されてしまう。自分に捜査の手が伸びないよう、偽りのホームパーティーを催したバルジャーは、誰も見ていない隠れ家に船員を呼び出すと...。


ワルの流儀⑤ ルールを無視でもヤルときはヤル!

マイアミの利権をめぐって、バルジャーは殺し屋ブライアン・ハロラン(ピーター・サースガード)に2万ドルの口止め料を払った。腕利きだが麻薬に溺れていた殺し屋は、自分がヤるはずだったビジネスマン殺害のニュースを見て恐れをなしてFBIにたれ込んだ。だが、証言しようとする彼の前に現れたのは、FBI特別捜査官ジョン・コノリーだった。

コノリーのリークでハロランの密告を知ったバルジャーは大激怒。本来、自分では手を下さず、誰も見ていない場所でヤルのがバルジャーの流儀だが、この時ばかりは違った。

白昼堂々、ショッピングセンターの駐車場に乗りつけると、殺し屋に向けてライフルをぶっ放したのだ。切れたら誰も止められない。この事件は、バルジャーを怒らせたらヤバいことなると周囲に伝える最高のパフォーマンスだったのかも知れない。


次回の特捜班レポートは遂に最終回。ウサマ・ビンラディンに次ぐ懸賞金を掛けられながらも、16年間も逃亡生活を続けたジェームズ・"ホワイティ"・バルジャーの悪辣ぶりを再検証。ジョニー・デップ渾身の演技でその半生が浮かびあがります。ご期待下さい。

映画『ブラック・スキャンダル』は、2016年1月30日(土)より、全国ロードショー!

■公式サイト:www.black-scandal.jp

■ハッシュタグ:#ブラックスキャンダル

https://youtu.be/jaHqN1eBs-M


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