トランプ大統領の入国禁止令を受けて作られたAirbnbのスーパーボウルCMが物議

AOL News Staff

ドナルド・トランプ米大統領が就任してわずか2週間で政治的緊張が高まっている中、今年のスーパーボウルのCMが例年より政治色が強くなるのも無理はなかった。特に、ある1本のCMは多くの反響と議論を呼んでいるようだ。


空き部屋シェアサービスのAirbnb(エアビーアンドビー)が、様々な人種、信条、性別、宗教にわたる多様性と寛容を促す、熱のこもったスーパーボウルCMを放映したのである。

様々な人の顔が次々と切り替わる映像の上に、「私たちは、あなたが誰か、どこの出身か、誰を愛するか、誰を崇拝するかにかかわらず、みな仲間だと信じている」というテロップを表示するものだ。

締めくくりのメッセージは、「寛容であればあるほど、世界は美しくなる」。このCMが放映された直後から、「#weaccept」というハッシュタグが世界中のTwitterユーザーに広がり始めた。

「寛容は私たち皆から始まる」

多くのネットユーザーがAirbnbのメッセージをたたえている。ある人は、「真っ先に声を上げてくれたAirbnb、ありがとう! 強い姿勢を示してくれた貴社が好きです。感謝します!」とツイートしている。

エリック・ホルダー元米司法長官もTwitterで以下のように称賛している。

これは私たちの真の姿だ。協力し、団結する。1つの国、1つの国民だ。

トランプ大統領の出した、全ての難民と、イスラム教徒の多い7カ国の市民の入国を一時的に禁止する大統領令は議論を呼んでおり、それを受けて発信されたのが今回のAirbnbのCMだ。

そこに、多くのスーパーボウルCMに共通したテーマが示されていたと気づいた人もいる。「第51回スーパーボウルのCMで大きなテーマとなっているのは団結、様々な人種、様々な皮膚の色。それこそが文化と多様性に富んだ私たちの姿」

しかし、政治とスポーツの世界が衝突するのを見たくなかったという人もいる。「#weacceptのCMを見た時、吐きそうになった。11月以来、リベラルの人はいまだに負けを認められない」と、あるユーザーはツイートしている。

Airbnbのブライアン・チェスキーCEOは、「今後5年間で、支援の必要な10万人に短期住宅を提供」するとともに、「4年間で400万ドル(約4億5,000万円)」を国際救援委員会に寄付する計画であることも発表している。

■参照リンク
http://www.aol.com/
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