メキシコ国境の「壁」建設費、米国土安全保障省が賄えるのは約2兆4576億円のうち23億円のみ

AOL News Staff

トランプ米政権が計画しているメキシコとの国境の壁建設には、約216億ドル(約2兆4,576億円)の費用がかかると報じられている。政権はその資金の一部を国土安全保障省から得る計画だった。


しかし、国土安全保障省が「壁」の建設に回せる既存の資金は2,000万ドル(約23億円)にとどまっていると、ロイターが報じた。

新たな文書によると、2,000万ドルでは試作の契約をすることならできても、実際の建設に着手するには不足だという。そこで必要になるのが議会の協力だ。

メキシコの現大統領と2人の前・元大統領が、メキシコは「壁」の建設に伴う費用を負担しないと表明した後、共和党当局者は、政権が議会にその資金繰りを求めるだろうと述べていた。

しかし、議会が単に資金を出すのではない。1月に複数のメディアが報じたところによれば、トランプチームのメンバーは、議会がこの計画に税金を投じられるよう、ジョージ・W・ブッシュ大統領時代に制定された法律を用いたいと共和党員に話していたという。

これは、大統領選でトランプ氏が掲げていた公約とかけ離れている。

「我々は真の壁を設置する。費用を負担するのは?」とトランプ氏が問いかけ、群衆は「メキシコ!」と答えていたのだ。

ただし、議会が国境の壁建設に税金を投じたとしても、トランプ大統領は最終的にメキシコに支払わせたい考えだ。米国は計画を早く実現させるために費用を出すが、後にメキシコがその費用を負担することになるとトランプ氏は述べている。

ロイターによれば、3月6日に試作事業への入札が始まるという。260以上の企業がすでに関心を示しているそうだ。



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