映画『ボヘミアン・ラプソディ』、中国で同性愛シーンがカットされ物議


クイーンのボーカル、故フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が先日、中国で公開されたが、検閲によって同性愛シーンが計3分ほどカットされ物議をかもしていると『The New York Times』紙が伝えた。

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同紙によると、中国版の『ボヘミアン・ラプソディ』では、フレディが婚約者に自分がストレート(異性愛者)ではないと打ち明ける重要なシーンや、恋人ジム・ハットンが紹介されたシーンがカット。また、クイーンが女装して演奏するシーンや、フレディがエイズをバンドメイトに打ち明けるシーンでの音声なども削除された。

『The New York Times』紙は、この映画を製作した20世紀フォックスにこの件についてコメントを求めたが、回答を控えた。

同紙は、この件が中国で物議をかもしており、「フレディの人生の内容を、こんなに不可解に取り除いてしまうべきではない」、「完全に市民を欺いた」など、同国の映画ファンの多くが検閲に憤りや驚きの声を上げていると伝えた。また、ある中国人男性は「この類の露骨に検閲された映画は見ない」ようにしていると同紙のインタビューで語っている。

中国のインターネット動画配信サイト『芒果(マンゴー)TV』が今年のアカデミー賞授賞式を配信した際には、主演男優賞を受賞したフレディ役ラミ・マレックの受賞スピーチが一部修正され、批判が挙がった。

■参照リンク
http://www.aol.com/

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