モータウンで数々の名曲を生んだニック・アシュフォードが死去

モータウンの伝説的ソングライター・デュオ、アシュフォード&シンプソンのニック・アシュフォードが、8月22日(月)にニューヨーク市内の病院で死去した。享年69歳であった。

後に夫婦となったヴァレリー・シンプソンとチームを組んでいたアシュフォードは、数々のヒット曲を生み出したことでも知られ、チャカ・カーンの「アイム・エヴリ・ウーマン」、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル、ダイアナ・ロスの歌唱で知られる「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」などをはじめ、実に様々な名曲のプロデュースを手掛けている。

アシュフォードの長年の友人であり、元パブリシストのリズ・ローゼンバーグのAP通信への報告によると、アシュフォードは喉頭がんを煩っており、放射線治療を受けていたとのこと。


1942年にサウスカロライナ州で生まれた彼は、1966年にシンプソンとともに、モータウンにソングライターとしての才能を買われ所属。その後デュオとして「恋はまぼろし(Ain't Nothing Like the Real Thing)」、「'ユー・アー・オール・アイ・ニード」などの曲を生み出す。彼らは結婚してからもその活動を活発化させ、自身のアーティスト活動も行なっていた。その功績から多くの栄誉ある賞を受賞し、2002年には<ソングライターの殿堂>入りを果たしている。

その大きな影響力はヒップホップ界にも波及しており、1995年にスマッシュヒットとなったシングル曲で、ウータンクランのメソッドマン、メアリー・J・ブライジとのコラボレーションも果たしたことでも話題を呼んだ。

また近年、彼はニューヨーク市内のライブ・レストラン「シュガー・バー」を経営しながら、アーティストとしての活動も行なっていた。
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