歌声も結構イケる！　ジョセフ・ゴードン＝レヴィットがニルヴァーナの名曲を披露

映画『（500）日のサマー』や『インセプション』など、立て続けに話題作に出演したジョセフ・ゴードン＝レヴィット。役者としても多くのラブコールを受け、ミュージシャンとしても腕が立ち、さらには＜HitRECord＞というコラボレーションアート・プロジェクトの運営者でもあるという、その多彩っぷりには驚かされる。そんなジョセフがこのほど、シアトルで開催された＜HitRECord＞のイベントで、ニルヴァーナの「Lithium」という曲を弾き語りで披露した。

「僕らの＜HitRECord＞ってプロジェクトは、みんなのオリジナルの歌やイラストをコラボレーションさせてるわけだけど、ちょっと今からそのルールを破って、人の作った歌を歌おうと思うんだ。だからウェブにアップするにしても、＜HitRECord＞じゃなくて別のサイトにアップしてね。僕はこの街で、この歌を歌いたいだけなんだ」

ジョセフ・ゴードン＝レヴィットが歌う「Lithium」

ジョセフが歌った「Lithium」は、イベントが開催されたシアトルで生まれた伝説のバンド、ニルヴァーナの有名な1曲ということもあって、会場は最高の盛り上がりを見せた。間奏ではギターをつま弾きながら、こんな熱いコメントをしている。

「ニルヴァーナの話をすると、みんなカート・コバーンがどんな風に死んでいったか話したがるけど、そんなこと、どうでもいいじゃないか。彼が死んでいることや、彼がどんな風に死んでいったか、そんなことは関係ないんだよ。彼の作った歌が最高にかっこいいってことだけが大切なんだ」

情感たっぷりに歌い上げるジョセフに、歓声で応えるオーディエンス。忘れられない夜になったようで、＜HitRECord＞には、その夜のビデオや写真がアップされ続けている。ジョセフのこのせっかくの美声だが、映画で聞けるのは『（500）日のサマー』の泥酔しながらカラオケ・バーで歌うシーンくらいである。エモーショナルな歌声が、いつかスクリーンで聴けるのを心待ちにしていよう。

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