ビーチ・ボーイズ、幻のアルバムを発表

制作途中で頓挫してしまい、お蔵入りになったビーチ・ボーイズの伝説のアルバム『'SMiLE' sessions』がついにリリースされる。ブライアン・ウィルソンの公式サイトによれば、10月31日にアメリカ以外の各国で発売、その翌日にアメリカで発売されるとのことだ。

現在は超名盤として語られるも、当時は評論家からも商業的にも決して評価されなかった『ペットサウンズ』の次のアルバムとして、66年から67年にコーディングされた今回のアルバムだが、お蔵入りの理由が、ブライアンの精神的な崩壊と、それにともなう麻薬中毒だったことは有名な話。80年代中頃までブライアンは病に苦しみながらも、いくつかの曲を後のアルバムに収録し、さらに2004年に新たに録音したバージョンも発表しているが、アルバムが日の目をみることはついに今までなかった。

今回、ファン待望の『'SMiLE' sessions』は2枚組のCDやアナログレコード、デジタル配信など複数の形式で発売される。ブライアンのサイトによれば、「オリジナルのマスターから、本来目指していた形のアルバムへコンパイルしたもの」だということで、加えてボーナストラック、ステレオミックス、追加のセッションテイクも収録されるようだ。

さらにデラックス・ボックス・セットの発売も予定されており、これにはCD4枚分のセッションと2枚組のレコード、7インチ・シングル2枚、さらに当時の関係者やレコーディングメンバーの証言や秘蔵フォトを集めた豪華本も付録されるとのこと。

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