Pjハーヴェイ、2011年のマーキュリー賞受賞

イギリスとアイルランドで毎年、最も優れたレコードに贈られるマーキュリー賞。今年2011年もアデル、アンナ・カルヴィ、ジェイムス・ブレイク、メトロノミー、ゴースト・ポエットなど並みいるノミニー・アーティストひしめく大混戦となったが、それらを退け栄冠に輝いたのは『Let England Shake』を発表したシンガー・ソングライターにしてマルチ・プレイヤー、PJハーヴェイであった。

実は2001年のアルバム『Stories From the City, Stories From the Sea』でも受賞しているPJハーヴェイ。93年の『Rid Of Me』、95年の『To Bring You My Love』でもノミネートされている彼女だが、マーキュリー賞を2度受賞したアーティストは彼女以外に存在しない。

トロフィーと賞金20,000ポンドを授与され、スピーチでPJは「この賞を授けてくださって本当にありがとう。私の作品を評価し、認めてくださったことに心から感謝します。」と述べ、「この作品を書くのにはとても長い時間がかかった。私にとって、とても大切な作品で、私自身だけでなくたくさんの人々にとっても、本当に意味のあると思える大切な作品にしたかった。いつまでも記憶に残り続ける作品を」と来賓客達に語りかけた。

前回の受賞時の2001年は、実は彼女は授賞式を心から楽しめない、複雑な状況だったのである。「今回は実際にこの式に参加することができて、本当に嬉しく思っています。なぜなら前回賞をいただいた時、私はワシントンD.C.のホテルの窓から、ペンタゴンが炎上しているのを眺めていたのだから」
今回こそ心からの喜びと、祝福を。おめでとうPJ!
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