ついに本領発揮となるか? ミシェル・ウィリアムズが演じるマリリン・モンロー

映画を通して、女優は2度輝く。もちろんスクリーンの中と、そしてレッドカーペットで美しく輝くのだ。その点、ミシェル・ウィリアムズは不思議な女優といえるだろう。

なぜならば、彼女はスクリーンの中よりも、レッドカーペットでの姿のほうが美しく見えるからだ。それは素の状態でも十分に美しい彼女を、多くの監督たちがメイクアップではなくメイクダウンという風に、独特な手法で変身させようとすることが原因かもしれない。アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『ブロークバックマウンテン』でも、主演女優賞にノミネートされた『ブルーバレンタイン』でも、ミシェルは本来のかれんな美しさを取るよりも、衣装を含め、かなりやぼったい役柄を演じている。

そんなミシェルは、次回作でも大きな変身が必要なようだ。しかし今回は、メイクダウンではなく、ミシェルの生まれ持った美貌を生かした役柄を演じる。なんとマリリン・モンローの伝記映画となる『マリリン 7日間の恋』で、マリリンその人を演じるというのだ。そしてミシェルは、永遠のセックスシンボルであるマリリンに扮した姿で『VOGUE』誌の表紙を飾っている。

『マリリン 7日間の恋』は、1957年に撮影が行なわれた映画『王子と踊子』の頃のマリリンを描くようだ。1957年といえば、マリリンが睡眠薬の飲み過ぎなどで精神病院に入ったりしていた頃のこと。マリリンは当時31歳で、そんな彼女を演じるミシェルも同じく現在31歳。名声を手に入れ、人生が狂っていくマリリンを演じるには、かなりの苦労があったと『VOGUE』誌に語っている。

「ベッドの横に、マリリンについての本を積み上げていたわ。そして毎晩、彼女の映画を見ながら寝たの。まるで子供が枕の下に本を入れて、眠りの中でもその本の世界に浸りたいと願うように」

マリリンの体つきを再現するため、ミシェルは体重を増やさなければならなかったが、食べるとその分が顔に行ってしまうため、モンロー・ウォークの練習で特に念入りに足を動かし、世界をとりこにした体の曲線美を獲得したようだ。そんな努力の日々の中で、あるきっかけからマリリンの気持ちに近づけたとミシェルは言う。

「衣装室でマリリン・モンローの姿に着替えて、撮影現場までマリリン風の歩き方で向かったの。そうすると機材トラックの周りに男の人が3、4人集まっていて、私が出てきた瞬間に彼らが全員そろって私を見たのね。私はその視線を感じながら撮影スタジオまで歩いていったんだけど、彼らの視線が私をずっと追いかけていることまで分かったの。そのときなんとなく、そんな風に自分に注目が集まることの喜びみたいなものを感じたわ。もしかしたら、マリリンが例えばビーチなんかで歩いていたときも、こんな風に感じていたのかも知れないわって思ったの」

マリリン・モンローへと変身するミシェル・ウィリアムズ

マリリン・モンローを演じるということにプレッシャーを感じながらも、その喜びを大切にしながら撮影に挑んだミシェル。そんな彼女の姿が刻まれた『マリリン 7日間の恋』は、今年10月に開かれるニューヨーク・フィルム・フェスティバルでお披露目される。果たしてレッドカーペットには、どんなスタイルで登場するのだろうか。もしかしたら同イベントでは、『VOGUE』誌の表紙のような完ぺきな「マリリン・モンロー・スタイル」が一足先に見られるかもしれない。続報を楽しみに待とう!

『VOGUE』誌でのインタビューの続きはこちらからどうぞ!




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