「弟を殺そうとした」ベテラン女優ティルダ・スウィントンの衝撃的な告白

新作『少年は残酷な弓を射る(原題:We Need To Talk About Kevin)』で、最愛の息子が通っている高校に放火し、クラスメートを殺害してしまう母親役を演じたティルダ・スウィントン。そんな彼女が、自身もかつて「弟を殺そうとしたことがある」という衝撃的な告白をした。

「1993年に、2歳のジェームス・バルガー君が当時10歳だった少年2人に殺害された事件の報道が過熱していたときに、何年も記憶にふたをしていたことを思い出したの。私は4歳か5歳のころ、生まれたばかりの弟を殺そうと考えていたのよ」

新しく生まれた家族を殺そうとした理由を、ティルダは英『ガーディアン』紙に次のように語っている。

「彼が男の子だった、それだけの理由で殺そうと思っていたの。もうすでに男兄弟が2人いたから、これ以上増えるのが許せなかったのね。殺すつもりだったんだけど、ある日ベビーベッドにいる彼の口にリボンが入っているのを目にした私は、とっさに口からリボンを取り出してあげたの。そしてその瞬間から、大きな愛情が芽生えたことを覚えているわ」

殺そうとたくらんでいたのに、小さな弟の命の危機を救ったお姉さんとして家族からほめられたことを、ティルダは奇妙に思ったようだ。そんな自らの中にもあった子供時代の悪魔のような感情や、主演作『少年は残酷な弓を射る』で演じた母親のように、息子が殺人犯になってしまう可能性などについて、自身も13歳の双子の母親であるティルダはこう語っている。

「このお腹の赤ん坊が、いつか悪魔になるんじゃないかって恐れることは、妊婦が一度は経験することなのよ。でも、そういうことを心配するのが親なのよね。子供の行く末を心配しないほうが狂っていると思うわ」

『少年は残酷な弓を射る』予告編


---
■関連記事
第64回カンヌ国際映画祭特集 オフィシャルセレクション20作品紹介

■関連フォトギャラリー

19 PHOTOS
第64回カンヌ国際映画祭 公式作品
See Gallery
「弟を殺そうとした」ベテラン女優ティルダ・スウィントンの衝撃的な告白

Directed by Nuri Bilge CEYLAN

Directed by Nicolas WINDING REFN

Directed by Nanni MORETTI

Directed by Naomi KAWASE

Directed by Joseph CEDAR

Directed by Takashi MIIKE

Directed by Bertrand BONELLO

 Directed by Pedro ALMODÓVAR

Directed by Jean-Pierre et Luc DARDENNE

Directed by Aki KAURISMÄKI

Directed by Lars VON TRIER

Directed by Markus SCHLEINZER

Directed by Alain CAVALIER

Directed by MAÏWENN

Directed by Julia LEIGH

Directed by Michel HAZANAVICIUS

Directed by Terrence MALICK

Directed by Paolo SORRENTINO

Directed by Lynne RAMSAY

HIDE CAPTION
SHOW CAPTION
of
すべて見る
スライドに戻る
続きを読む