ノエル・ギャラガー、新バンドおよびフロントマンとしての意気込みを語る!

オアシスの電撃解散から2年、ノエル・ギャラガーがニュー・アルバム「Noel Gallagher's High Flying Birds」を引っ提げ、ファン待望のソロ・プロジェクト、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズをついに始動! 全世界のロックファンが熱い視線を送る注目の人物に、<Spinner.com>がインタビューを試みた。

ミュージシャンにしては珍しく、予定時刻よりも早く現場入りしたノエル(本人いわく、「このショービズ界で何につけても30分前に行動する人間なんて、俺 くらいだろう」)。そんな彼が、相変わらずの歯に衣着せぬ物言いで、新バンドや、フロントマンという新たなポジションについて、また、マスコミへの対処法 や、オアシスの曲に見切りをつけない理由を語ってくれた。

>本インタビューの動画版は米国AOLのSpinner.comでお楽しみいただけます(注:英語)

Spinner.com(以下、S): フロントマンになるための準備はしましたか?
別に新しいことは何もしてないよ。俺はただ観衆がおもしろがりそうなことをまた始めようかと遊び半分に考えただけさ。別に取り立てて言うことなんてない。いちシンガー・ソングライターとして何が最悪かって、バンドに所属していると、どんな古臭くてバカげた歌でも歌えるが、アコースティック・ギターに持ち替えると、なぜかみんな「静かに! こいつが何か主張したがってるぞ」となるってこと。俺には別に主張すべきことなんてない。見るべきものも、言うべきこともありゃしない。ギグに来るやつらには、ただ曲に耳を傾けてもらいたいと俺は思っている。オーディエンスが参加することはまずない。「あっちのヤツらよりも大声で歌えるか? おまえらには無理だろ!」なんてくだらないやり取りはナシだ。だが、カネを払って観に来る客の前では、俺もそういうのを学ばなきゃならない。ヤツらはそういう一種のショーを求めてるわけだからさ。

S: フロントマンに徹しなくてはならないという意味では、オアシス時代の「MTVアンプラグド」(注:1996年にオアシスが同番組に出演した際、フロントマンのリアム・ギャラガーが喉の不調を理由にドタキャンしたため、ノエルが急きょ代理でヴォーカルをとった)を思い出したりしますか?
(「MTVアンプラグド」のときは)準備に15分しかないとなれば、やるしかないだろうよ。イスに座ってアコースティック・ギターを弾くっていうのは、何か象徴的なものがあるよな。俺は20年間、ステージの端に立ってて、メンバーはその逆サイドにいた。俺はバンドと向き合った状態で演奏したり、バックヴォーカルをとったりして、すべてを見渡すことができたんだ。今は英国でリハーサルをやってるんだが、俺は壁に向かって突っ立ってて、メンバーは全員、俺のうしろにいる。何も見えやしなくて、気がおかしくなりそうだ。その状態に、俺も慣れなきゃいけないんだろうけどな。オアシス時代とは、何も比べようがないさ。あっちはビッグなロックバンドだったが、こっちは弱小だ。まだ何者なのかもわからない。これからどう発展するか、見届けるまでね。

S: マスコミはあなたのことを好き勝手に書き立てていますが、それでもなぜあなたはそれほどポジティブでいられるんですか?
ああ、そうだな、俺は英国人で、あの国で生まれ育った。だから、あの国のメディアと共に生きる術を身につけているだけさ。アメリカに来ると、もっと奇妙な気分になるよ。みんなあまりにも礼儀正しいからさ。扱いがホントに難しい。英国だとすぐさま三面記事に載る。だがアメリカに来ると、メディアは作品のことを知りたがる。それが俺にとっては驚きなんだ。俺に曲のことなんて聞きやがるんだぜ。まったく!
だが俺だってマジに受け取っちゃいないけどね。インタビューも、メディアも、真面目に受け止めたりはしてない。俺がマジになるのは唯一、スタジオやステージ上にいるときだけだ。そこでは観客のために、曲を作ったり演奏したりしてるわけだからさ。だがそれ以外は全部、お遊びのつもりでやってる。この仕事が、まるで世界一最高の仕事のように見せようとしてるんだ。そうでもしなけりゃ、キッズたちを音楽に夢中にさせることなんてできるかよ? 俺はしみったれたアーティストにはなりたくないんだ。「自分をこれほどいら立たせるような音楽業界に、なぜ身を置いているんだ?」なんて自問自答するようなヤツらの仲間入りはゴメンなのさ。この業界に身を置くっていうのは、最高のゲームだ。そう、ゲームなんだよ。音楽さえ良ければ、あとのことはどうにでも対処できる。そこが俺は気に入ってるんだ。

S: だからあなたは決して「ちくしょう、もうリアムとのケンカについてはコメントするもんか」と言う気にはならないと。
そうだな。俺は一度も記者に質問リストを渡したこともなければ、「ノーコメント」とすら言ったこともないはずだ。ここ何年かはそれがちょっとした頭痛の種でもあったけどね。「ノーコメント」と言えたらどんなにいいだろうってさ。それでも半ば話すことが義務のように感じたりもしてる。なんでそうなるのかは、自分でもわからんけどね。誰かがそうしなきゃならんのだろう、きっと。

S: あなた方のお母さんが、兄弟げんかをやめさせようとしているとの報道も一部でありましたが。あれは本当ですか?
あの人は恐ろしい人だよ。実際、すべてはあの人が引き起こしたようなものだしね(笑)。面倒を起こすのが得意っていうかさ、いや冗談だよ。

S: (弟のリアムほか元オアシスのメンバーが結成した新バンドの)ビーディ・アイはオアシスの曲を演奏していませんが、あなたはやるつもりはありますか?
当面はオアシスの曲をやらないことには、持ち歌が十分にない状態だからな。だが、オアシスの曲をやらなくなることは今後もないだろう。いい曲ばかりだし、なんたって俺の曲でもあるわけだしな。だろ? 世間が聴きたがっているんだしさ! それに、俺だってどうにかして生計を立てていかなきゃならんわけだし。ロックスターだって、飯を食ったり、自分のガキに甘いものを買ってやったり、そういうこともやらなきゃならないんでね。


■日本語タイトル: ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

■アルバム原題:  Noel Gallagher's High Flying Birds

■発売日: 2011年10月12日(水)(日本先行発売)

■初回限定CD+DVD ¥3,150(税込)SICP3275~6 HMVで購入する

■通常盤CD ¥2,520 (税込) SICP3277 HMVで購入する

■日本盤CDボーナストラック2曲収録予定!

OASIS でほぼすべての曲(特に主要曲)の作詞作曲を手掛けてきた"OASISの心"ともいえるノエル・ギャラガーによるNoel Gallagher's High Flying Birds名義での待望のソロ・プロジェクト作品第一弾!



■収録曲

1. Everybody's On The Run  エヴリバディズ・オン・ザ・ラン

2. Dream On  ドリーム・オン

3. If I Had A Gun... イフ・アイ・ハッド・ア・ガン

4. The Death Of You And Me  ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー

5. (I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine  (アイ・ウォナ・リヴ・イン・ア・ドリーム・イン・マイ) レコード・マシーン

6. AKA... What A Life!  AKA...ホワット・ア・ライフ!

7. Soldier Boys And Jesus Freaks  ソルジャー・ボーイズ・アンド・ジーザス・フリークス

8. AKA... Broken Arrow  AKA...ブロークン・アロー

9. (Stranded On) The Wrong Beach (ストランディッド・オン) ザ・ロング・ビーチ

10. Stop The Clocks  ストップ・ザ・クロックス


日本盤ボーナストラック

11. ア・シンプル・ゲーム・オブ・ジニアス

12. ザ・グッド・レベル




■関連情報

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ /ノエル・ギャラガー日本公式サイト



■フォトギャラリー

・インタビューのためAOLオフィスにノエルがやって来た。カッコイーー!(2011年8月25日 AOLオフィス、NY)

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ノエル・ギャラガー、新バンドおよびフロントマンとしての意気込みを語る!

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

Noel Gallagher visits AOL's New York offices on August 25, 2011

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