新作『メランコリア』のキルスティン・ダンスト インタビュー

7歳のころから演技を続けているキルスティン・ダンスト。映画デビュー作は1989年のオムニバス映画『ニューヨーク・ストーリー』の中の1編『エディプス・コンプレックス(Oedipus Wrecks)』だった。キルスティンはその後、さまざまな作品に登場し、『スパイダーマン』シリーズといったブロックバスター系から『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』といったインディー系まで幅広くこなす女優へと成長を遂げた。

そんなキルスティンの最新作は、ラース・フォン・トリアー監督のSFドラマ『メランコリア』。彼女は劇中でうつ状態の花嫁ジャスティンを演じている。ジャスティンは結婚式を挙げるのだが、人生で最も幸せな日の1つであろうその日が、絶望の日となってしまうのだ。

姉のクレア(シャルロット・ゲンズブール)はジャスティンのうつ状態を理解することもなく、母親(シャーロット・ランプリング)さえも娘の結婚に浮かない顔。上司はジャスティンを苦しめ、父親もどうしようもない状態だ。最後の砦と思われた夫(アレキサンダー・スカルスガルド)ですら、彼女の人生を支配しようとしている。とまあ、うつ病になってもおかしくないほどの絶望的な状況に置かれているジャスティン。とどめは、巨大惑星メランコリアが地球に接近し、終わりのときを迎えようとしている事実を知ることだろう。

以下は、<huffingtonpost.com>によるキルスティンへのインタビューの一部。

Huffington Post: 『メランコリア』には、これといった明確なメッセージがありませんね。
キルスティン・ダンスト: そうなの。この映画が何についてなのかを説明するのはとても難しいわ。とらえ方は人それぞれだと思う。個人的にはうつ病についてだと思う。だけど、見た人すべてが感情的にそれを理解するってわけでもないわね。友達は映画の終盤で笑みを浮かべていたわ。彼女は作品の中に希望らしきものを見出したからよ。1本の映画が人からさまざまな思いを引き出すのは、とても興味深いことだと思うわ。

H: 映画のテーマはうつ病ですね。あなたも、そして監督もこれを克服した経験がおありのようですが。
キルスティン: ええ、そうよ。2人とも経験しているわ。うつ病の登場人物の存在はキツかった。だけど、かなりリアルに演じられたとも思う。主人公と同じレベルのうつに苦しんだ人は、映画を見て慰めを感じるでしょうね。もし本当にそうなれば、とても光栄なことだわ。私は自分が必要なときに、ヒントを与えてくれるような映画を常に求めているの。今年の作品でいうと、ミランダ・ジュライの『The Future』かな。『メランコリア』と比べてややガーリーな感じの作品よ。慰めになるわ。

『メランコリア』予告編


キルスティン・ダンストが第64回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を手にした『メランコリア』は、2012年2月に日本でも公開予定。続報を待とう。

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