ケリー・ヒルソン、気になる新作&リル・ウェインやティンバランドとの関係を語る

シンガーとしてだけでなく、メアリー・J・ブライジやブリトニー・スピアーズに楽曲を提供するなど、マルチな活動で注目を集めるケリー・ヒルソン。2010年の2ndアルバム「No Boys Allowed」の収録曲「The Way You Love Me」では、過激な性描写の歌詞が物議を醸したが、同曲がケリーをR&B界のディーヴァたらしめたこともまた事実だ。<theboombox.com>は、そんな彼女にインタビューを試みた。

theboombox.com(以下、B): 1stアルバム「In a Perfect World...」は、"完ぺきな人間なんていない"というのがテーマでした。続く「No Boys Allowed」は、女性が強くなることにふれています。次の3rdアルバムでは、どんな方向へ進もうとしているのですか?
ケリー・ヒルソン(以下、ケリー): 「No Boys Allowed」は私にとって、これまで以上に挑戦的な作品だったと思う。次のアルバムはちょっとわからないわ。(新たなアルバムを作る上では)人との会話や自分の恋愛からインスピレーションを受ける必要があったの。

B: アルバムの進み具合は?
ケリー: まだ全然(笑)。3rdアルバムの制作はまだ始めていないわ。レコーディングもまだだし、アルバムについてあれこれ考えてもいないの。(「No Boys Allowed」からのナンバー)「Pretty Girl Rock」は海外ではまだリリースされたばかりだから、そのプロモーションもあるし。

B: 自分を負けず嫌いだと思いますか?
ケリー: 私は筋金入りの負けず嫌いな人間よ。チャートの結果はどうでもいいの。他の誰とでもなく、最高の曲や最高のパフォーマンスができるかといった自分自身との戦いね。

B: インスピレーションを受けるアーティストはいますか?
ケリー: いろんなアーティストにインスピレーションを受けるわ。誰とは言えないけど...。そうね、ブルーノ・マーズはその1人かな。あとシーロー・グリーンもね。

B: 音楽以外に興味があることは?
ケリー: インテリア・デザインにかなりの情熱を燃やしているの。父親が住宅開発業者だったことも関係していると思う。自分の周りの空間は常に気になるわ。天井の内張りや床、布地や色、美術品や建築物、植物に風景など、デザインに関するすべてのものは、家のデザインにつながっているの。

B: リル・ウェインとのツアーについて聞かせてください。
ケリー: 私はリルの初めてのヘッドライナー・ツアー「I Am Music」と、(今年開催された)「I Am Still Music」にも参加したの。彼は今でも素晴らしいアーティストだし、かなりの成功を収めているわ。リルのことを誇りに思っているの。(リルと同じ)南部出身の私としては特にね。立場の弱い人が栄光を手につかむ、っていうのが好きなの。ごくわずかな可能性をもとに、世界中を席巻できるような人がね。リル・ウェインは勝者だと思うし、そんな彼が私を再びツアーに誘ってくれたのはとても光栄なことよ。

B: あなたがティンバランドと手掛けた作品は、多くの人の知るところとなりました。将来、彼と一緒にレコーディングすることはあるんでしょうか?
ケリー: ティンバランドとの共同作業はとても楽しかった。彼はアルバム「Shock Value」シリーズの新作(2012年発売予定の「Shock Value III」)に取り組んでいるらしいわ。これってオフレコだったかしら? だけどそれこそが、彼が今やっていることなの。私はツアーに出てばっかりだったから、ティム(ティンバランド)と一緒にスタジオ入りができていなかったの。私がアルバムを作っていたとき、彼は偉大なインスピレーション源だった。だからいつになるかわからないけど、ティンバランドとはまた一緒にやるでしょうね。

B: ティンバランドはまた、ミッシー(・エリオット)とタッグを組んでいますね。
ケリー: そうなの。彼はいろんな人と仕事をしているわ。私の多くの仲間ともね。うらやましいなと思っているの。

B: これまでのキャリアの中で、克服するのに一番大変だったことは何ですか?
ケリー: 自分の声に問題を抱えていたの。そしてそのままパフォーマンスを続けていたのね。周りの人たちはそれに気付いていたけど、何が起きているかはわかっていなかった。それからスケジュール調整も大変ね。不平を言ってるんじゃないの。この仕事は大好きなんだもの。例えば、プロモーション活動では1日に12時間から14時間くらい話をすることもある。これって(特に喉にとっては)かなりの負担なの。「No Boys Allowed」のレコーディングのときも苦労したわ。自分の健康のためには声をあげなくちゃならないのよ。

B: 今ではどうやってバランスをとっていますか?
ケリー: 戦わなくちゃダメよ。"ディーヴァ"って呼ばれるのは、私が自分の声を守るためにバトルを繰り広げているからね。酷使されるのはゴメンよ。
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