ボブ・ディランのプロデューサー、ドン・デヴィート死去

ボブ・ディランの傑作アルバム、1975年の『血の轍』と1976年に発売された『欲望』のプロデュースを手掛けたドン・デヴィートが、前立腺がんのため、25日に死去した。享年72歳であった。

NYのブルックリンで生まれたデヴィートは、オルガン奏者アル・クーパーのギタリストとして活躍、後に自身のバンドthe Sabresを結成する。
バンド解散後は、CBSレコード(後のコロムビアレコード)に就職し、訓練生からプロデューサー、そして幹部にまでのぼり詰めた。

親友であるジョニー・キャッシュを通して、ディランと出会ったデヴィートは、ディランのアルバムを手掛け、その後もブルース・スプリングスティーン 、 エアロスミス 、 ビリー・ジョエル、ジャニス・ジョプリンやジェームス・テイラーといったロック・アーティストらの制作を手掛け、1989年にはグラミー賞も受賞した。1978年には来日も果たしている。

ウディ・ガスリー&レッド・ベリーのトリビュートコンサートや、9・11事件の後の「The Concert for New York City」をオーガナイズしたことも。また彼が音楽を通して残した功績や、影響力は大きなものであった。

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