エルヴィス・コステロ、高価過ぎるアルバムに「買わずに盗め」と不買運動!

ウォール街での騒動が始まった時からエルヴィス・コステロは大富豪達に対し批判的だったが、たとえ自分の財布の話になっても、その姿勢は全くブレないようだ。

<NBC New York>によると、最近のブログで自身の新ボックス・セット『Return of the Spectacular Spinning Songbook』は"高すぎる"と発言。CD 3枚、ライブDVDに40ページのブックレットという豪華セット内容は確かに素晴らしいが、'225ドル'という定価はあまりにも高すぎると、本人が認めているのだ。

「私ども<www.elviscostello.com>は、皆さんにこの素敵なアイテムをお勧めする事が出来ません。なぜならそれに付けられた定価がミスプリントか冗談かというくらいに高いからです」と『このアルバムを盗め』と題されたブログ・ポストの中で説明。さらに「この不当な数字を改正させようという私たちの努力は実らなかったばかりか、皆さんに所有権や見栄といった倫理的な問いかけだけを残すばかりとなってしまいました。本当に立ち向かわなければならない問題や敵が他にいるというのに、私たちは仕方なくこの不条理な道筋を辿ることになったのです」と続けた。

コステロはルイ・アームストロングのLPボックス・セットの例を挙げて、このセットが「150ドル以下しかしないし、自分のものよりも遥かに良い音楽であるにも関らず」と訴えている。そして12月6日に、このコステロのボックス・セットは、バラ売りを始めることを、そしてそれらを一式にまとめたものをアマゾンでは202.66ドルで売り出すことを明らかにした。

コステロ関連のニュースでは、11月24日に父ロス・マクマナスが他界したことが記憶に新しい。<Telegraph>によるとロスはトランペット奏者としてキャリアを始め、後にシンガーとして成功。ジョー・ロス&ヒズ・オーケストラとして、ジングルやCM音楽の制作に精を出した。享年84歳、エルヴィスを含め5人息子がいた。

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