メタリカ30周年イベントに、元メンバーのジェイソン・ニューステッドが参加

12月5日、サンフランシスコで結成30周年イベントを行なったメタリカが、元メンバーでベーシストのジェイソン・ニューステッドとステージで共演を果たした。
ジェイソンは14年間メタリカのベーシストとして参加した後、カナダのメタル・バンドヴォイヴォドに加入。2009年にもロックの殿堂入り授賞式の際に、メタリカのステージで演奏している。

またジェイソンのほかにも、メタル・チャーチのギタリスト、ジョン・マーシャルと、ダイアモンド・ヘッドのメンバー兼サクソンのリードシンガー、ビフ・バイフォードが今回のライヴにジョインしており、錚々たる顔ぶれが集結した貴重なイベントとなったようだ。さらに客席には、メタリカで活躍したジェイソンの前任ベーシストで、1986年に事故死したクリフ・バートンの父親の姿もあった。

なんと6時間にも及ぶロングセットとなったこの日、メンバーはステージに設置されたセットを破るほどの激しいパフォーマンスを見せ、観客の視線を釘付けにしていたようだ。また、ステージの合間にドラマーのラーズ・ウルリッヒが、「今日は、あの評判悪い『Lulu』もやるからよ」と自虐ネタで曲紹介をし、客席の笑いを誘う一幕も。

そう、楽曲への酷評もさることながら、宣伝用のポスターは英国の地下鉄で張り出し禁止令を出されたり、その異色過ぎるコラボレーションに反対するファンから脅迫を受けたりと、問題のつきないルー・リードとのコラボレーション曲のことである。昔からのメタリカ・ファンの中には、ルー・リードの参加に良い印象を持たない者がいるのも確かで、この曲の演奏に関して疑問を持つ観客もいたかもしれないが、アニバーサリーにふさわしい豪華な面子と熱烈なパフォーマンスが、ファンの脳裏に刻まれた超濃厚な時間になったことだけは確かなようだ。


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