デイヴ・グロール、ファンに感謝の手紙を送る

フー・ファイターズのデイヴ・グロールが先日、自身のウェブサイトにファンへ向けた1年間の感謝の手紙を掲載した。

今年はフー・ファイターズにとって大きな1年だったようだが、いくらグラミーに恵まれようとも、彼らはファンへの敬意を忘れてはない。そう、コートニー・ラブがなんと揶揄しようとも、我々から見たらやっぱりデイヴは愛すべき人物なのである。

手紙にはまず、「やあ皆、こちらデイヴです。皆のおかげで『ウェイスティング・ライト』は、17年間の僕らのバンド活動の中で最高のアルバムになりました。本当にありがとう」と感謝の言葉が綴られ、さらに「ガレージで演奏してコンピューターの手も借りず、アナログテープにレコーディングされたアルバムが世界中でNo.1を獲得して、グラミー賞にノミネートまでされるなんて、そんなの今時そうそうあることじゃないよ」と続けられている。

過去7枚のアルバム全てがグラミー賞にノミネートされ、そのうち3枚が受賞。どの作品も世界中のチャートのトップを飾ってきた彼らを思えば、この手紙の内容はたいしたことのない今更の話に聞こえるかもしれないが、キャリアを積むにつれ、擦れて新鮮さを失ってゆくミュージシャンが大勢いる中、彼らのようにいつまでも精力的に活動を続けていくバンドは本当に稀なのだ。そして決してフェアでも平坦でもないロックの世界で、そのようなバンドが存在するということは実に清々しい事実である。

自分たちがいるポジションのユニークさと貴重さを自覚しているデイヴは、「最後にもう一度いわせて欲しい。僕らバンドだけじゃなく皆のおかげで一生に一度のアルバムを作ったんだ。本当に僕らは恵まれている。世界でも最もラッキーなバンドなんじゃないかって本気で思うよ。僕ら全員、君たちに心から感謝しています」と手紙を締めくくった。音楽だけではなく、デイヴのこういった謙虚な気持ちが、長年ファンとシーンから愛される理由のひとつなのだろう。


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