ビーチ・ボーイズ、来年50周年ツアーと新作リリースを予定

来年デビュー50周年を迎えるビーチ・ボーイズが、これを記念して来年ツアーを敢行し、新作をリリースすることを発表した。

ブライアン・ウィルソンがメンバーとしてツアーに参加するのは、ソングライティングに集中するためにとライブ活動から離脱した1966年以来のこと。オフィシャル・サイトによれば、ブライアン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディーンのオリジナル・メンバーに加え、長年メンバーを務めたブルース・ジョンストン、デヴィッド・マークスが集結し、50日間のツアーを予定しているらしい。ツアーは4月27日ヘッドラインを務める'New Orleans Jazz & Heritage Fesetival'からスタートする。

「皆に会いたかったし、またあのメンバーとライブしたり、レコーディングしたり出来るのはとてもエキサイティングだよ」とブライアン。ラヴも「音楽は子供の頃からとても大事なものだった。これまでそれを世界とシェアできたことは本当に素晴らしいと思う。それをもう1回やるって素敵なことだろう? 間違いないさ! 」と意気込みを話した。

今月15日には、スタジオでのメンバーの様子を撮影した1分間の映像がポストされ、現在プロデューサーにブライアン、エグゼキュティブ・プロデューサーにラヴを迎えて、新作アルバムのために既に何曲かレコーディングされていることも明らかにされている。併せて過去のカタログのボックスセットなど50周年記念アイテムもリリースされる予定だ。

オリジナル・メンバーのデニス・ウィルソンが1983年に、カール・ウィルソンが1998年にこの世を去ってから残りのメンバー達は権利を巡って争っていたが、ブライアンが今年の初頭に、50周年を記念してバンドに復帰するつもりだと発言したことによって再結成の噂が浮上。ファンはにわかに沸いたが、今度はラヴが再結成の計画を全面的に否定するなど紆余曲折があった。しかし夏に<Capital Records>でのセッションが伝えられ、「やはり何かしらの計画が進んでいるのでは?」と憶測が再び飛び始めた矢先のことのである。

1962年に『Surfin' Safari』でデビューし、1988年にロックの殿堂入りを果たしているビーチ・ボーイズ。バンドの歴史は決して平坦なものではなかったし、その作品は既に幻の名曲とされていた、時を経てその名曲の数々がついにブライアンとともに演奏されるのだと思うと感慨深いものがある。

彼らは今年のはじめに『Smile Sessions』をリリース。オリジナルレコーディングにアウトテイクなどを含めた豪華5枚組は<Spinner>の2011年ベストディスクにも選出された。

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