ジェイ・Z、カーネギー・ホールでのチャリティー・ライブを語る

2012年2月6日、ショーン・"ジェイ・Z"・カーターが最初のヒップホップ・アーティストとして、"音楽の殿堂"ことカーネギー・ホールでのライブのヘッドライナーを務める。2月6日から二晩かけて行なわれるこのイベントは、自身の名を冠したショーン・カーター奨学金財団と、非営利のチャリティー団体ユナイテッド・ウェイ・オブ・ニューヨーク・シティの協力で実現。ニューヨークの公立学校への資金集めを目的としたものだとか。

ジェイ・Zのビジネス・マネジャー、ジョン・メネイリー氏は、正確な数字こそ明言しなかったものの、今回のパフォーマンスで"何百万ドル"もの金額を集められればと期待を寄せる。(大口の寄付を目的とした)限定チケットはすでに12月12日から発売されており、価格帯は500ドル(約4万円)から2,500ドル(約20万円)となっている。そのほかにも、枚数は限られるが、イベント直前の2012年1月30日からは一般向けのチケットも発売されるという。

このイベントに先立ち、ジェイ・Zが先日、<AOL/Huffington Post>のインタビューに応じた。

AOL/Huffington Post: ユナイテッド・ウェイとタッグを組んだ理由は?
ジェイ・Z: 実際には、俺の奨学金財団とユナイテッド・ウェイ、そしてカーネギー・ホールの3団体が協力しているって感じかな。ちょっと変わった方法かもしれないけれど、素晴らしいアイデアだと思うよ。

AOL/Huff: 大がかりな「ウォッチ・ザ・スローン」ツアーが(12月中旬で)終了した後に、カーネギー・ホールでライブをするのは重要なことでしょうか?
ジェイ・Z: 今回のチャリティー・イベントはツアーとは一切関係ない。まったくの別モノさ。伝説的な場所で、素晴らしい目的のために行なう。長年に渡って善行をしている人々と協力して開催するんだよ。

今回のイベントでヘッドライナーを務めるジェイ・Z

AOL/Huff: あなたはお母様と一緒に奨学金財団を作りました。教育において家族が果たす役割は何だと思いますか?
ジェイ・Z: (家族の役割は)とても大事だと思う。理想とモチベーションを得るものだから。母は俺に、俺は何だってできると教えてくれた。母に絶大な信頼を寄せていたんだ。大人になって、俺が彼女をどれだけ尊敬していたかってこともわかったんだ。これってとても重要なことだよね。彼女は、確実な方法で俺のモチベーションを高めてくれたんだ。だから家族ってのは、ものすごく大切な存在さ。それこそが、自分が何者かってことに関るんだから。俺はかかったことがないけれど、精神科医が最初に尋ねる質問に、「家庭での生活はどんな感じですか?」ってのがある。(子供時代の家庭生活は)自分って人間の土台の形成期にあたるよね。

AOL/Huff: 今回のイベントは2月に行なわれるということですが、そのころには新たな家族が増えているでしょうね。子供の人生は、チャリティー精神と共に始まるという感じでしょうか。
ジェイ・Z: そうだね。いい子に育つよう願っている。誠実で、モラルも兼ね備えた子にね。

AOL/Huff: (「ウォッチ・ザ・スローン」ツアーで一緒だった)カニエ・ウェストは今回のイベントには参加しないようですが。他に参加するアーティストについてはもう考えていますか?
ジェイ・Z: いや。考えていない。ツアーとは切り離したいんだ。もしかするとカニエも参加するかもしれないが、まだセットリストも決めていないし、イベントの進行も考えていないんだ。

ジェイ・Zの人生とキャリア
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