ヴェルヴェッツ、'バナナ'の使用権を巡ってアンディ・ウォーホル財団を訴える

1967年のデビュー・アルバムから45年、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドがあの有名な'バナナ'の使用権を巡ってアンディ・ウォーホル財団を訴えている。

iPadのケースやショルダー・バッグなどのデザインに使用され、「まるでヴェルヴェッツが使用許可を降ろしたかのように思われる」と中心人物のルー・リードとジョン・ケイルは懸念しているらしい。

「"アンディ・ウォーホルによる果物のアート"というだけではない。ヴェルヴェッツにとっては象徴的なアイコンなのだ」とヴェルヴェッツ側の弁護士も主張し、さらに「財団はバナナ以外にも登録商標とアートワークを多数抱えており、このアイコン1つくらいの使用権など微々たるもののはず」とこの使用権をバンドのものにする姿勢を崩さないつもりのようだ。

この'バナナ'は、有名な『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』のジャケットに登場した以降、95年のボックスセット、そして2001年ウォッカ・ブランド<Absolut Vodka>に印刷されている。

アンディ・ウォーホル財団は、今回の件に対して今の所直接言及していないが、「年々拡大する財団の活動にとって、ライセンス料は重要な資金源」とライセンスの重要さを主張しているようだ。

音楽ファンならば誰もが1度は目にしたことのあるヴェルヴェッツの'バナナ'。これが果たしてバンドのものなのか、87年に死去した作者ウォーホルのものなのか? まさか本人たちも45年のときを経て、改めてこのような取り合いになるとは思わなかったのではないだろうか。


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