ニール・ヤング、'オキュパイ・オーディオ' キャンペーンに賛同!

人々に本物のサウンド、本来の音質を取り戻そうという"オキュパイ・オーディオ"キャンペーンに、ニール・ヤングがフェイス・ブック上で賛同の意を表明した。

このキャンペーンはその名の通り"オキュパイ・ウォールストリート"に倣った音楽版の活動だ。MP3などの形式ファイルで行われるデジタルの音楽配信が主流になった現在、その音質の悪さは長い間ミュージシャン達の間で問題視されている。これに対して同キャンペーンは、音楽の"本来の音"をリスナーに届けるべく発足されたものなのである。

いくらアーティストが最高の機器を使って最高の音質でレコーディングした作品を発表しても、結果的に音の解像度の低いデータ形式で流通してしまっては意味がなく、肝心の再生機器もちゃんと全ての音域を再生できなければ、作品本来のリスニング体験は出来ない、本来の音楽の僅か何割かしかリスナーの耳には届いていないことになるのだ。この事実に対して"オキュパイ・オーディオ"のフェイス・ブックページでは、「今は21世紀。リスナー達には最高の音質で音楽を届けるべきだ。レコード会社は我々ミュージシャン達の耳に聴こえている状態の音をそのままリスナーに届けなければだめなんだ。今こそ圧力をかけよう!音楽を愛するリスナー達には最高の品質を享受する権利がある。品質を売るということは決して不可能ではないはずだ。今こそ変化の時、メディアや企業の言いなりになっている場合ではない」とミュージシャン達に呼びかけている。
 
さらに同ページでは、高音質で音楽を聴くことの出来る再生機とカーステレオを搭載したシボレーの中で音楽を聴き、感激した様子のミュージシャン達の姿を捉えたショートフィルムが公開されている。ニール・ヤングを始めデヴィッド・クロスビー、マーク・フォード、ビースティーズのマイクD、マイ・モーニング・ジャケット、キッド・ロック、レッチリのフリー、さらにトム・ペティや今話題のマムフォード&サンズも登場。参加者が口々にその音質の素晴らしさを語っており、マムフォードのベン・ロヴェットにいたっては「たった今未来のサウンドを体験した」と話している。

さらに、「本来あるべきサウンド、スタジオで生み出された音で聴いてこそ、その音楽の魂と精神に触れることが出来る。それは身体的な体験なんだ」とのコメントを、同ページに書き込んでいるニール・ヤングは、近日ついにザ・クレイジーホースとのアルバムをリリースするようだ。ニール・ヤング&ザ・クレイジーホース名義では6年ぶり、ここの所変則的なアルバムが続いたニールのファン待望の新作である。


■関連リンク
トム・ヨーク、マッシヴ・アタックの3Dら、'オキュパイ・ロンドン'パーティでDJ披露
ニール・ヤングのドキュメンタリー映画、いよいよトロント国際映画祭で公開
続きを読む