エリカ・バドゥ、ボディーアートが原因でクアラルンプールのコンサートが中止

マレーシア、クアラルンプール<AP>-マレーシアで行われる予定だったエリカ・バドゥのコンサートが、本人の体にアラビア語で "神" と書かれたボディアートが原因で中止となった。

バドゥはクアラルンプールで先週水曜日にコンサートを開く予定だったが、イスラム教徒の団体が、彼女の肩のボディアートが露になった宣材写真を発見し、イスラム教徒の若い男女に対して悪い影響を与えると示唆。その後、警察などを含む行政機関も彼女のボディーアートは「イスラム教に対する冒涜」と判断し、コンサートの中止を決定したという声明が情報大臣から発表されたのである。
また声明では、「国家の安全を脅かし、また政府のイメージを低下させることに繋がるような国民からの批判を巻き起こした」と続けられている。
かつてグウェン・ステファニーやアヴリル・ラヴィーンが同国を訪れた際は、派手な服装でコンサートを開かないように達せられただけだったため、今回の中止は欧米のアーティストとしては近年しばらくなかった事例となった。コンサート主催者側は、バドゥ本人が落胆していると発表している。
問題となった写真は、バドゥのホームページ上で閲覧できるが、この写真がマレーシアで販売されている英字新聞<The Star>にも掲載されたため、イスラム教徒の活動家グループが新聞の販売中止を求め、また自治省も<The Star>の編集部を喚問して説明を求める事態へと発展した。<The Star>側はイスラム教徒に対して過失を認め、配慮なく掲載した写真によって特定の人の気分を害してしまったとコメントを発表している。
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