シネイド・オコナー、自警団による射殺事件に言及

今年2月にマイアミ州フロリダで10代の少年トレイボン・マーティンさんが自警団に射殺されたことに対し、シネイド・オコナーが自身のウェブサイトで、発砲した自警団員ジョージ・ジマーマン氏を逮捕するように要求していることが明らかになった。なお、ジマーマン氏には正当防衛が認められている。

シネイドは、「殺害されたトレイボン・マーティンさんの親族の方々に対し、心からお悔やみ申し上げます。トレイボンさんの置かれた試練に対して深い悲しみを感じると共に、存在が明らかになっている殺害者が事件から1カ月も経っているのに逮捕されていないという事実に恐怖を感じています。これは人間全体の恥辱でしょう」とウェブサイトに投稿している。

また、シネイドは人種差別に対しても触れ、人類誕生の土地アフリカを侮辱することは許されないとした上で、「黒人を嫌うことは、自分のことを嫌うことであり、自分の母親を嫌うことと同じです。黒人の不幸を願うことは、自分自身の不幸を願うことであり、自分の母親の不幸を願うことなのです」と続けている。

更にシネイドは、「全米の皆さんが、この事件を遺憾に思うべきです。そして全世界の皆さんにもそう願いたい。殺人犯が逮捕されていないことについて遺憾に思うべきです。アイルランドの皆さんも同じ気持ちになるべきでしょう。ここにいるアイルランドの皆さんは、アメリカ大使館を通じて殺人犯の逮捕を希望する意思を示すべきです。人種差別は許されるべきではありませんし、自警主義も許されるべきではありません。正当防衛ではないことは明らかです」とし、アイルランド国民に協力を訴えている。

また、オバマ大統領はこの件に関し、徹底した調査を行うように指示しており、スパイク・リーや、ディディなどもそれを支持する姿勢を見せている。


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