カナダのグラミー賞「ジュノー賞」の授賞式開催! 今年は波乱の結果!?

カナダ版のグラミー賞とも言われるジュノー賞が今年も開催された。昨年はドレイクが司会を務め、アーケード・ファイアが最優秀アルバム部門を受賞するという納得の結果だったが、今回は蓋を明けてみれば、賛否両論巻き起こす内容であったといえるだろう。

まずドレイクだが、商業的にも批評的にも大成功を収めたアルバム『テイク・ケア』が最優秀アルバム部門でマイケル・ブーブルの『クリスマス・アルバム』に破れ、そのことに疑問の声があがっている。いくらブーブルのアルバムの内容がよかったとしても、「クリスマス・アルバムとドレイクのアーティスト性溢れる作品と比較するというのは少々乱暴過ぎるのでは?」と思ってしまったリスナーは多くいたようだ。この知らせを聞いたデッドマウスも耳を疑うといった様子で「ほんとうに!? そりゃ、よっぽどいいクリスマス・アルバムなんだろうな」と驚いていた。

今年、ドレイクに続いて司会を務めたのはスター・トレックのカーク艦長で有名なウィリアム・シャトナー。ヒップとは言い難い微妙な人選だが、カナダ・ロックメドレーなどを披露するなど、場を盛り上げようと奮闘していた。

今年のジュノー賞の主役はなんと言ってもこの人、ファイストだろう。2008年に5部門を受賞したことも記憶に新しいが、今年は新作『メタルズ』でなんと6部門を総なめ。先のドレイクやデッドマウスなどスター達を抑えての見事な受賞劇であった。「バッド・イン・イーチ・アザー」を大編成で披露し観客を魅了した後、バックステージで「まさか受賞するとは夢にも思ってなかった。2008年はあまりに驚きすぎてショックすら感じなかったけど、今回は本当に驚いているわ」とコメントしている。

その他にはシープドッグスが最優秀シングル部門を受賞、同部門を含め4部門でノミネートされていたニッケルバッグは結局無冠で終わっている。最後はデッドマウスとエレクトロ・ポップスター、ライツがパフォーマンスを行ない、今年のジュノー賞受賞式は幕を閉じた。


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