アバ、ヴァン・ヘイレン、スティング...政治家に楽曲使用を禁じたアーティスト

アメリカの大統領選挙が今年の秋に行なわれる。それに関連して<Spinner>では、選挙キャンペーンに自分の楽曲が使われるのを断ったアーティストたちを挙げてみた。


「I Won't Back Down」

トム・ペティ


州知事時代のジョージ・W・ブッシュに対し、キャンペーンでの楽曲使用を禁じたトム。彼はその後、ブッシュの対立候補だったアル・ゴアの自宅で、アルの当時の妻ティッパーがドラムをたたく中この曲を披露した。

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「Brand New Day」

スティング


こちらもジョージ・W・ブッシュ。スティングもまた、共和党候補だった彼に対し曲の使用を止めるよう言った。彼もトム・ペティ同様、対立候補のゴアにエールを送ったのだが、結局ゴアは敗れてしまった。

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「Born in the USA」

ブルース・スプリングスティーン


1984年に遊説先のニュージャージー州で、同州出身のスプリングスティーンを"ニュージャージー州の誇り"と語ったロナルド・レーガン。スプリングスティーンはその数日後、レーガンは間違いなく、果たせなかった夢がテーマになっている自身のアルバム『Nebraska』のファンではないだろうとジョークを飛ばしている。またレーガンは、この反戦歌(「Born in the USA」)が政府にとって好ましいものだと気づかず、自らボロを出してしまう格好ともなった。

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「Soul Man」

サム&デイヴ


サム(サミュエル)・ムーアは実際のところ、この曲を"(候補者のボブ・ドールにちなんで)ドール・マン"とアレンジしていたのだが、楽曲の出版元の反対で実現せず。ムーアはまた、自分は誰も支持していないとして、2008年にバラク・オバマが、自身のヒット曲「Hold On, I'm Comin'」を使用しようとした際にもそれを却下している。

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「Still the One」

オーリアンズ


オーリアンズは2004年の大統領選で、共和党のジョージ・W・ブッシュがバンド最大のヒット曲「Still...」を使うことに対して批判。その2年後、バンド・メンバーのジョン・ホールはニューヨーク州選出の民主党下院議員となった。

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「Barracuda」

ハート


未来の副大統領候補サラ・ペイリンが、ハートのこの楽曲を使って2008年の共和党全国大会でスピーチをしたことに、バンドのウィルソン姉妹は不満を抱えていた。アン・ウィルソンは<Entertainment Weekly>に対し、「ペイリンの視点や価値観は(一般的な)アメリカ女性のそれとは違う」と話している。

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「More Than a Feeling」

ボストン


元アーカンソー州知事で、ベースも演奏するマイク・ハッカビーは、ボストンの元メンバーのバリー・グドローとともに、自分の選挙遊説で一緒に歌うことに。だがボストンのトム・ショルツは、バンドは支持を集めるための道具ではないと激しく抗議していた。

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3. 「Right Now」

ヴァン・ヘイレン


2008年の大統領選で、ジョン・マケイン候補に楽曲を使われ激怒したヴァン・ヘイレン。ジャクソン・ブラウンもまた、対立候補(バラク・オバマ)をけなす目的で自分の楽曲「Running on Empty」を使われたとして、マケイン側に7万5,000ドルの訴訟を起こした。

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「Take A Chance on Me」

アバ


(複数のアーティストの楽曲を無断使用してきた)マケイン候補の一番ひどい楽曲使用はおそらく、アバのこの曲だろう。いや、もしかしたらそうでもないかもしれない。なぜならアバ側はマケイン候補に異議を唱えたが、この選択は"マケイン陣営"という言葉に新たな意味を与えたからだ(マケイン候補は結局、敗北を喫した)。

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「Road to Nowhere」

トーキング・ヘッズ


ボーカルのデヴィッド・バーンは、元フロリダ州知事のチャーリー・クリストに対し、上院議員選挙の対立候補だったマルコ・ルビオをおちょくったTV広告で、バンドの楽曲を使ったとして100万ドルの訴訟を起こした。選挙は結局ルビオが勝利し、クリストは<YouTube>にてバーンに謝罪する羽目に。【クリストの謝罪映像「バーン氏はこの曲の使用を許可していませんでした」】

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