「ピンクスライム」のライバル!? 粘土のような加工肉、「ミートスムージー」の作り方!

昨今かなり話題になった「ピンクスライム」ですが、見た目が似た加工肉は実は沢山あります。アメリカの家庭では一般的なおやつの原料もその一つ 。その製造過程をビデオでご紹介!
そのおやつというのは、ホットドッグ。「ホットドッグをチンして食べときなさい」というのは、特に育ち盛りの子供がいる家庭では珍しいことではありません。原材料の肉がオーガニックだったり、野菜や豆腐から作られたホットドッグなども出回っていますから一概には言えませんが、一般的に消費されるものの大半がこのビデオに出てくるような過程で作られていると言っていいでしょう。

さてこのホットドッグ、どうやってできるのでしょうか。普通のスムージーは、凍らせた野菜や果物をミキサーにかけてできるおいしい飲み物ですが、ホットドッグの原料、「ミートスムージー」とはどんなもの!?

レポーター:「この2トンの肉を、どうやってホットドッグにするんですか?」
工場の方:「チョッピング・ルームで加工するんですよ。こちらへどうぞ!」

1.切り落とし肉は2,000ポンド(約1トン)づつの大きな容器に入ってくるので、くまで形の道具でもう少し小さいステンレス製の容器に分け入れる。

2.ステンレス製の容器から、肉が「ザ・チョッパー」と呼ばれる、巨大なボウルミキサーのような機械にどさっと入れられる。

3.「ザ・チョッパー」が回転しながら、内蔵した刃で肉を細かく切り刻みすりつぶしペースト状にする。

4.ホットドッグらしい味にしていくために、水、食塩、甘味料(ソルビトール)を入れていく。スモーキーな、グリルで焼いたような味を加えるため、「liquid smoke」(炭のような味がする調味料)なるものも加える。

5.少し牛の切り落とし肉を加える。ブレンドしたスパイス類も加える。(何のスパイスかは企業機密だそうです。「教えてもいいけど、知ってしまったらあなたを殺さなくちゃならない」)

6.仕上げにピンクの粉、亜硝酸ナトリウム(sodium nitrite)を加える。硬化剤・保存料になるのと、発色剤にもなる。

7.また肉を「ザ・チョッパー」に戻しもう少しひく。肉を「エマルシファイヤー」(乳化機)にうつす。肉はさらに細かくすりつぶされ、茶色いソフトクリームのような、「ミートスムージー」になって出てくる。

8.24時間寝かせる。

いかがでしたか?(6)に出てきたピンク色の亜硝酸ナトリウムが、ホットドッグを「おいしそうな色」にするミソだそうです。これがなければ、加工された肉は灰色なので売り物になりません。亜硝酸ナトリウムを加えることで、新鮮な肉と同じような、「赤っぽい茶色」にできるとか。

亜硝酸ナトリウムは日本では、非加熱のソーセージに関しては発色や細菌繁殖を抑制するために添加が義務づけられています。ですからアメリカに限ったことではなく、広く使用されているものです。

こうした映像や「ピンクスライム」の話題が取り上げられ、果たして加工肉の消費量は減ったのでしょうか?あまり一般の意識に変わりはないようです。米国では、マクドナルドが「ピンクスライム」を今後使用しないと発表し、子供達は喜んでチキンナゲットのハッピーミールを食べていますし、大人が野球場で真っ先に買うのは、やはりビールとホットドッグ、なのでした。

*注:「ミートスムージー」というのはビデオを編集したNational Geographicがこう呼んだもので、公式な呼称ではありません。

記事元:HuffPoYouTube (National Geographic)

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MOSCOW, RUSSIA - APRIL 12:  Russians take part in a mock celebration for Cosmonaut Day, marking the 51st anniversary of Yuri Gagarin's pioneering fight into space on April 12, 2012 in Moscow, Russia. Gagarin became the first man to journey into space on April 12, 1961 when his Vostok spacecraft orbited the Earth.

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