【ブログ】ノエル・ギャラガ―:南米ツアーあれこれ

リオ。言うまでもない。信じられない夜だった。スペシャルなギグだったね。俺の演奏が良くなかったとか、歌が最低だったからだというわけじゃないぜ。キッズだよ。この街でギグが出来るのは最高の名誉だ。

緑と金色の風船が客席に大量に浮かんでいた。そして奇妙な旗や素晴らしい旗(Noel or Dieって奴もあった。最高だ)が掲げられていた。キッズたちはギターソロも一緒に歌い、オアシスの歌も一緒に歌ってくれた。更にはポツナン(マンチェスター・シティのサポーターが試合中に肩を組んで踊ること)もやってくれた。俺は今まで何回か素晴らしいギグをやってきたとは思うが、この夜は間違いなくトップ10に入る。間違いない。

ホテルへ戻る途中にふらりと立ち寄ったバーで最高に面白い出来事があった。バーの名前は忘れちまったが、コパカバーナにあるバーだった。パラソルの下にいるウェイターがナッツの入ったボウルを置いては、「これ、バイアグラ!」と叫び続けていた。でも実際はただのナッツだった。そしてウチの仲間の1人がこのバーにいる奴は、この場所にいる奴らは売春婦かスリか、売春婦兼スリのどれかだと確信していた。最高の晩だった。次の日に酒が残らなかったのも良かった。

ブラジルは決して俺をがっかりさせることはない。

ありがとう。

さあ、次だ。

コルドバ。

昨日俺が空港で飛行機に乗ろうと並んでいると、家族(夫婦と2人の若い息子)が俺のところへやってきて、(息子たちを指さしながら)「彼らが写真を撮っても構いませんか?」と尋ねてきた。俺が「いいよ」と言うと、その夫婦はカメラをその息子に渡して、彼に自分たちと俺との写真を撮らせたんだ。笑っちまったよ。

コルドバは最高に暑かった。別に日差しがという訳じゃない。俺は結局ホテルに缶詰めだったからな。アホみたいに叫んでるキッズがホテル全体を取り囲んでいたのが理由だ。

飲みにすら行けなかった。「写真、写真」と叫ぶガキどもで溢れ返っていた。写真を撮るのに何でそんなに躍起になるんだか、俺にはわからない。ギグは良かった。演奏も歌も良かった。

観客はブラジルの黄色と緑の風船と同じ感じで、白と青の風船を掲げていた。かなりクールだったね。しかもマンチェスター・シティの歌まで歌ってくれた。本当に有難かった。

マンチェスター・シティとニューカッスルの試合をVIPラウンジで観るために早目に空港へ向かったんだが、テレビを観ていると、そこでも叫び声を聞くことになった。コルドバ空港のVIPラウンジで俺が試合を観ていると叫んでいたらしい。どうやってそれを知ったってんだ? ラウンジは俺しかいなかったのに! とにかく試合には勝った。素晴らしい内容だったね。

そしてブエノスアイレスに着いた。空港もまたひと騒動だった。ただ別にたいした騒ぎじゃなかった。今日はここでギグをやって、明日はオフだ。

(原文:Tales From the Middle of Nowhere (Vol. 2): Latin American Adventures)
-------------------------------

ノエル・ギャラガー
シンガー/ソングライター。Noel Gallagher's High Flying Birds。元Oasis


■関連リンク
【ブログ】ノエル・ギャラガー:「何もない場所での話」-俺はフィル・スペクター似らしい
【ブログ】ノエル・ギャラガー:USツアー日記
リアム・ギャラガー、ノエルを「オアシスの寄生虫」呼ばわり
元オアシスのギャラガー兄弟、法廷争い再び
ノエルとカール・ラガーフェルド、アデルを「長く続かない」「太り過ぎ」とバッサリ!

■関連フォトギャラリー
OASIS ジャケット集
9 PHOTOS
オアシス ジャケット集
See Gallery
【ブログ】ノエル・ギャラガ―:南米ツアーあれこれ

September 8, 1994

October 10, 1995

August 21, 1997

August 23, 2000

June 26, 2002

May 25, 2005

October 1, 2008

December 18, 1994

June 9, 2010

HIDE CAPTION
SHOW CAPTION
of
すべて見る
スライドに戻る
続きを読む