レディ・ガガ、フィリピンでまたもや宗教団体による抗議活動を受ける 

現在、『ボーン・ディス・ウェイ・ボール』のアジア・ツアーを開催中のレディ・ガガ。韓国では「歌詞やパフォーマンスが性的に過激すぎる」として保守派キリスト教団体から公演の開催中止を求められ、インドネシア・ジャカルタでの公演もイスラム過激派による激しい反対運動のために警察から開催を指し止められるなど、思わぬ障害にぶつかっている彼女だが、またもやフィリピンの首都マニラでの公演でも激しい猛抗議を受けるという事態に陥ってしまった。

抗議を行なっているのは若者を中心とした超保守派キリスト教団体 "Biblemode Youth Phillippines" のメンバーで、金曜日から70人程の若者がマニラ市庁舎の前でデモを展開。彼らはガガの楽曲、特に「ジューダス」にイエス・キリストへの自分たちの信仰を侮辱、攻撃されたと主張し、楽曲そのものへの抗議および、公演の中止を求めている。

この事態を受けてマニラ市長は、音楽における表現の自由や芸術的自由は尊重するとしながらも、政府が最初に許可を降ろした際の盟約に従い、コンサート舞台上でのヌードや、過激なパフォーマンスを自粛することを改めてガガとコンサートのオーガナイザーに通告したとのこと。また、反対運動のリーダーにして元議員であるベニー・アバンテ氏は、もしガガが「ジューダス」を歌った場合、法的な手段に出るつもりであることを宣言。さらに元市長のアティエンザ氏は、「フィリピンのように保守的なローマ・カトリックがマジョリティである国家では、ガガやオーガナイザーが有罪となる可能性は十分にある」と説明し、さらに「もし有罪の判決が下れば最低6ヶ月から6年の懲役が科せられる」と話している。

この事態の深刻さと自らの見解に従って、アティエンザ氏は既に著名な弁護士などと緊急の会見を開き、その関心の高さをアピールするとともに様々な意見を交換しあう議論の場を設けている。収容人数2万人のスタジアムで2デイズに渡って行なわれるガガの大規模なコンサートに対して、抗議団体側は抗議の手を緩めるつもりは一切無いらしく、現在も引き続きデモや座り込み、キャンドルを持っての夜間抗議などを続けている。

今回、様々な国で大きな波紋を呼んでいるこのアジア・ツアーを、果たしてガガは無事に終えることができるのだろうか...。


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