「マイアミゾンビ」顔食いちぎり事件の被害者「順調」 病院が新たに写真、治療経過を発表

米フロリダ州マイアミで、全裸の男性が被害者の顔の大半をかみちぎるという信じ難い事件が起こってから3週間近く経ちました。重体とされていた被害者の男性がある程度回復を果たし、先週医師団が記者会見を行い写真を公表しました。

【閲覧注意】文章中の一部また、リンク先の写真の描写が生々しく不快な可能性もありますのでくれぐれもご注意ください。(写真閲覧は胃腸の弱い方にはお勧めしません。)なお、掲載ビデオには写真の画像は入っていません。

容疑者のルディ・ユージーン(Rudy Eugene)(31)は警察に射殺され、被害者のロナルド・ポッポ(Ronald Poppo)さん(65)は顔面の大半を失い重体と報道され続けてきたこの事件ですが、今回医師団は、ポッポさんは現在意識もはっきりしていて起き上がることもでき、回復は「順調」であると発表しました。ただし、これから複数の手術が必要だということです。

これにともない、ジャクソン記念病院(Jackson Memorial Hospital)はポッポさんの許可を得て、 写真を2枚公表しました(記事下リンク)。1枚は彼が病院スタッフに支えられ廊下を歩いているところを写しており、もう1枚は事件後2週間半たった後の顔を正面から写したものです。

皮膚移植を3回受けかさぶたに覆われていますがその損傷は著しく、片方の目はガーゼに覆われていますが、もう一つの目は完全に失われ移植されたと思われる皮膚に覆われています。鼻は存在せず、額は全体がかさぶた状態です。

事件によりポッポさんは片目をかみちぎられて失い、自動車事故で受けるのと同様な脳損傷を負い、さらに警察が容疑者を射殺しようとした際の流れ弾に当たり胸部に刺創があったそうです。一つ残った目は現時点では見えず、失明せずに済むかはまだ定かではありません。

口ひげより下、つまり顔の下1/3ほどは幸運なことに損傷がありませんでした。医師団によると、顔の約50%を失うという想像を絶する体験をしたにも関わらず、ポッポさんは「非常にチャーミングな方で、はっきりと何が起こったか覚えており、今病院で治療を受けていることや、いろいろと報道されていることも分かっておられる」とのことです。

ジャクソン記念病院ライダー外傷センター(Ryder Trauma Center)のニコラス・ナミアス(Nicholas Namias)医師は記者会見で、ポッポさんは「気分は良好、食欲もあり、理学療法の助けで歩き回ることができ、われわれと会話も交わせていることを皆さんにご報告できて嬉しく思っている」「彼はすでにこれまでにも、こちらのカシラ医師の手により、かなりの手術を受けました」と述べました。

形成外科医チームを率いるルード・カシラ(Wrood Kassira)医師は、これまで医療チームの当面の目標は損傷部分を洗浄し整え縫合・閉鎖することにあったが、これからおそらく複数回の再建手術を行うことになる、と述べた上で、「彼が与えられた試練は圧倒的なものです。精神科医のチームと一緒にこれからのサポートをしていきますが、今のところ本当に良くやっておられる」と加えました。

ナミアス医師は、「彼はサバイバーですよ。本当にすごい。(こんな目にあっても)本当にチャーミングだし、話をすると明るくて愛きょうがあって。これまで一つも、泣き言を言ったのを聞いたことがない。調子はどうですか、と聞くといつも、『大丈夫、元気です』という答えなんです」と話しました

「これまで長年ワットソン・アイランド(Watson Island)に(ホームレスとして苦労して)住んできて、物事を割り切って考えるようになられたんでしょうね。毎日、その瞬間を生きている。」

ニュースを聞くのは辛いのか、テレビはバスケットボール以外つけないで下さい、とリクエストがあるそうですが、ナミアス医師によると、「これうそじゃありません、今日もNBA決勝について話したがったんですよ。僕が今夜試合を見るか聞いてきて、『いけヒート!』(マイアミ・ヒートはマイアミの地元チーム)と応援コールまで」する明るさだそうです。

1970年代からホームレスとして暮らしてきたと思われるポッポさんですが、メディケアメディケイド制度の対象にはなるもののこれからかかる膨大な医療費はとてもまかなえません。そこでジャクソン記念財団が治療基金ファンドを設立し、今のところ1万5,000ドル(約118万円)ほど一般からの寄付で集まったということです。

先月26日に、マッカーサー陸橋の下で休んでいたポッポさんの前にルディ・ユージーン容疑者が現れ、ポッポさんを18分にもわたり殴打し、衣服を脱がせたあげく顔面の大半をかみちぎったというこの事件。容疑者がなぜそんな奇異な行動に走ったのか、何か薬物の影響下にあったのか、検死解剖の毒物検査の結果はいまだ出ていません。しかし最近発表された解剖の初期結果で容疑者の体内には人肉がなかったことが分かり、「人食いゾンビ」と初期報道でうたわれたような「人食い」ではなかったことが分かりました。

【閲覧注意】リンク先に掲載されている写真の描写が生々しく不快な可能性もありますのでくれぐれもご注意ください。

写真掲載記事:New Ronald Poppo Photos Released; Doctors Say Face-Chewing Victim 'Doing Well' (VIDEO, GRAPHIC PHOTOS)

【ロナルド・ポッポさんの治療基金】
非営利施設のジャクソン記念病院で回復中のポッポさんですが、治療の道のりは長く、何回にも分けて行う形成手術の他にも長期的な精神のケア、理学療法などが必要です。そこでジャクソン記念財団では、ポッポさんの治療基金ファンドを設立しました。ご関心のある方はこちらから寄付できます。(「Designate to Mr. Ronald Poppo」という選択肢をチェック)

記事元:HuffPost, NBC Miami, Local10

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