本邦初公開! ティモシー・リアリーによるジョン・レノンへのインタビューが新たに発見

1969年にリリースされた反ベトナム戦争シングル「平和を我等に」に、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ティモシー・リアリーの声が入っているというのは良く知られている事実だ。当時のジョンとヨーコはリアリーをモントリオールへ呼び寄せ、レコーディングを行った。1週間程度行われた平和活動パフォーマンス「ベッド・イン」の一環として制作された楽曲のためであった。

今回、そのリアリーとリアリーの妻・ローズマリー、ジョン、ヨーコの会話が録音されたテープが、リアリーの伝記を書いた作家、マイケル・ホロヴィッツ氏によってリアリーの個人用書庫から発見された。このインタビューは1984年にリアリーからホロヴィッツ氏へ感謝の気持ちとして渡されたものと言われており、今回が初公開となる。

リアリーはこの会話を1968年のエッセイ「Thank God for the Beatles」に収録しようと考えていたようだ。その中から抜粋してお届けするが、全文についてはTimothy Leary Archivesを参照してもらいたい。

ラジオ局に電話をかけてきたリスナーとの会話

ジョン:僕たちの声は15分ごとに強くなっていかなければならない。歌でも会話でもさ、とにかく同じことを言っているんだ。必要な人達のためにやっているんだよ。「一緒になろう」ってね。この活動はマントラみたいにならなければいけない。平和のマントラさ。人々の頭の中に入り込めば、上手く行くだろうね。

1969年にミック・ジャガーとマリアンヌ・フェイスフルが大麻所持で逮捕された件について。

ジョン:またイングランドはパラノイアになっているね。酷くなっているよ。アメリカ人が逃げるようにイングランドに渡っていて、人が増えているんだ。それで彼らのようなポップスターを逮捕しているのさ。ミックが捕まったのもそうさ。これを仕切っているのは1人だよ。巡礼しているんだ。
ローズマリー:巡礼?
ジョン:ああ、巡礼みたいなものさ。戦利品を集める巡礼。

指揮者、ユーディ・メニューインとテレビ番組で口論になったことについて

ジョン:デイヴィッド・フロストと、ユーディ・メニューインとテレビ番組に出ていたんだけど、2人に色々責められたんだ。アムステルダムから帰ってきた後だったよ。ユーディはいつもヒンディー系の音楽を演奏していたんだけど、「時には人を殺す必要もあると思わないか?」といきなりテレビで言ってきたんだ。僕は「ジーザスがそう言ったかい? 君はクリスチャン?」と尋ねた。答えがイエスだったから、僕はさらに「ジーザスが人を殺すことについて何か言ったかい?」と再び尋ねたんだけど、そしたら彼は、「ジーザスはテレビやギターについて何か言ったかい?」と返してきた。怖かったよ。あんな風に言ってくるとは思わなかった。ただの番組だと思ったから行ったんだけど、強い憎しみに溢れていたね。凄く怖かった。でもヨーコは落ち着いていたから僕の分をカバーしてくれたよ。

「平和を我等に」のビデオ映像はこちらから

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