アダム・ランバート、クイーンとのライブに向け意気込みを語る

近日中にロンドンに渡り、クイーンのメンバーとのツアーを開始するアダム・ランバートが、ライブを目前に控えインタビューに答えている。

フレディの死から20年近く経った今、メンバーによってフレディの役目を担うにふさわしいと判断されたランバートは、その役に選ばれたことに対して非常に喜んでいると同時に、静かな自信に満ち溢れている。

「プレッシャーや期待はもちろん感じているけど、良い仕事がしたいし、がっかりさせるようなことはしたくないよ。素晴らしいショーが披露できればいいなと思っている。だけどそうできる自信もあるんだ」

「彼らの音楽は僕という人間と共鳴しているんだ。僕は劇場出身のロックシンガーだからね。だからきっとすごく自然なんだ。フレディ―は凄く劇場的なアプローチのアーティストだったよね。ハードロックな曲もあれば、アンドリュー・ロイド・ウェバーの初期作品に影響を与えたんじゃないかなと思えるような不思議な曲もある」

このような発言は往年のロックファンには受け入れがたいものかも知れないが、ミュージカルの音楽を聴いて育ったランバートとしては最大限の賛辞だ。そしてランバートはミュージカルで育ったがゆえに素晴らしい演劇風スタイルと幅広い声域を誇っており、これこそがクイーンへの参加がスムーズに決定した理由となっている。

ランバートはそのクイーンとの共同作業について、「ブライアンとロジャーが素晴らしい人物だという点が1番だね。本当に光栄なことだよ。彼らがいなければイエスと言うには難しい仕事だったし、僕の自信も失われていたかもしれない。この音楽をやるには、安心して取り組めるかどうかが重要なんだ。クイーンに会った時に何かつながりを感じた。彼らは非常に落ち着いていて、ポジティブで社交的だった。素晴らしい人達だと思ったし、その場で全員が何かを一緒にやろうと言ったんだ」と説明している。

また、メディアは今回のランバートの抜擢は出来レースだと噂していたが、これについてランバートは、「そういう噂は嬉しいけど、噂は噂さ。ベルファストのMTV EMAへ出演する話が来て、突然彼らと一緒の飛行機に乗ることになったんだ」と説明し、「その後数曲を一緒にリハーサルして、あとは彼らの曲を聴いたり、彼らの話を聞いたりした。最高の席で音楽を聴いて、間近でドキュメンタリーを見たようなもんだね。彼らは長い間活動してきて、ロック、そして音楽を何十年もやれるということを証明してきたのと同時に、人間として中身があるし、バランスが取れて落ち着いているから尊敬しているんだ」と続けている。

最後に肝心のライブについては、「良いショーが観たいと思うなら、チケットを買って欲しい。損はさせないよ。僕は落ち着いている。もちろん多少のミスはあるだろうけど、間違った時はベストを尽くすしね」と落ち着いたコメントをしている。

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