世界初映像!!「山の幽霊」と呼ばれる野生ユキヒョウの母子、洞窟での子育ての様子
大型のネコ科動物としては最も標高が高い場所に生息し、隠れた場所に住んでいることから、その生態があまり知られていない野生のユキヒョウ。今回初めて、2組の母子が住む洞窟内の様子が撮影されました。その姿を見ることも難しいユキヒョウが一番警戒している時に、どうやってカメラでとらえたのでしょうか?
モンゴルのトスト山脈(Tost Mountains)からの、前例のない映像です。
このビデオの撮影に成功したのは、「Panthera」という野生ネコ科動物の研究・保護を目的とする団体と、「Snow Leopard Trust (SLT)」というユキヒョウの保護を推進する団体が協力して作った調査グループだそうです。
ユキヒョウの住みかを見つけるのは、簡単なことではありません。「アジアの山の幽霊」と呼ばれるのは、その非常に用心深い性質と、住んでいるところの険しい入り組んだ地形から、ほとんど誰も野生のユキヒョウが暮らしている様子を見たことがないからです。そのため今回の発見は、かけがえのない洞察をもたらすと言われています。
現在、ユキヒョウについて分かっている知識は動物園に捕われている個体に関するものが殆どで、その1回の出産の産子数は1〜3頭と言われてきました。
「Panthera」のジャガー・クーガープログラムの事務局長、ハワード・クィグリー博士(Dr. Howard Quigley)はこう強調します。「(出産後)最初の数日間、数週間の実態を知ることは、ネコ目動物の個体数の動向を知るのに不可欠です。新しく生まれた動物が大人に育って健康的な個体数に貢献できるかどうか、その確率を知るためにも欠かせない知識です。」
体重を量られたユキヒョウの赤ちゃん
<Science Daily>によれば、この短いビデオは、「Panthera」のユキヒョウ分野科学者、オーリォン・ヨハンソン氏(Örjan Johansson)が、カメラを延長した長いポールに取り付けて撮影したものです。
さらに、獣医師を含めたチームは、母親が狩りに出かけている間に2つの洞窟巣に入ることに成功(1つ目には2頭、2つ目には1頭の幼獣がいました)。3頭の幼獣の体重、体長などを記録し、写真を撮影、その他の詳細も記録することができました。2頭の幼獣には将来の個体識別のため、米粒ほどの大きさのマイクロチップIDを埋め込み、その後、母親達が警戒することなく巣に帰っていったかどうかも確認し、問題はなかったそうです。
科学者達は、自然の中での「典型的な出産巣」の特徴と共に、ユキヒョウの幼獣がどの位の期間を洞窟/巣の中で過ごすのか、いつ頃から母親と外に出るのか、母親がどのような頻度で幼獣を置いて狩りに出るのか、1回の妊娠/出産における産子数などを調査していく予定です。
ユキヒョウはIUCNの絶滅危惧種に指定され、12か国で保護されていますが、密猟されブラックマーケットで売られることもあります。「Panthera」によれば、現在分かっている限りでは、ヒマラヤ山脈、カラコラム山脈、ヒンドゥークシュ山脈、パミール高原、天山山脈、ロシアのアルタイ山脈など、200万平方キロにもわたる地域で、残っているユキヒョウは3,500〜7,000頭ほどしかいないそうです。もともとの生息地に放牧される家畜が増え、住む場所が減ったのが最大の原因ですが、家畜を襲われた農場主が報復として殺したり、毛皮や、漢方薬に使うための骨をとるのに密猟されることも多いそうです。
調査チームがユキヒョウの赤ちゃん達を調べたり、洞窟に帰そうとしている時などの写真ギャラリーはこちらで見られます。
記事元:Pawnation、Science Daily、YouTube
■[Fabloid]になったAOLセレブリティ、おすすめ記事
新作『アウトロー』ひっさげ来日したトム・クルーズは、今もトップスターと言えるか?
ブラッド・ピットがSNSデビュー!中国版ツイッター『ウェイボー』で「行くよ」と謎めいたメッセージ
■その他のおすすめビデオ
動物園から子ライオンが脱出!! ...と警察に3回も通報された人騒がせなペットの正体は?
フェレットみたい!? 飾り塀のすき間をスイスイと歩き抜けるスラローム猫!
「スマホに支配されないよう」クリスマスにiPhoneをもらった少年が、母と交わした契約とは?
どこだか知ってる? 世界一短いエスカレーターのある場所
もっと見る
続きを読む
モンゴルのトスト山脈(Tost Mountains)からの、前例のない映像です。
このビデオの撮影に成功したのは、「Panthera」という野生ネコ科動物の研究・保護を目的とする団体と、「Snow Leopard Trust (SLT)」というユキヒョウの保護を推進する団体が協力して作った調査グループだそうです。
ユキヒョウの住みかを見つけるのは、簡単なことではありません。「アジアの山の幽霊」と呼ばれるのは、その非常に用心深い性質と、住んでいるところの険しい入り組んだ地形から、ほとんど誰も野生のユキヒョウが暮らしている様子を見たことがないからです。そのため今回の発見は、かけがえのない洞察をもたらすと言われています。
現在、ユキヒョウについて分かっている知識は動物園に捕われている個体に関するものが殆どで、その1回の出産の産子数は1〜3頭と言われてきました。
「Panthera」のジャガー・クーガープログラムの事務局長、ハワード・クィグリー博士(Dr. Howard Quigley)はこう強調します。「(出産後)最初の数日間、数週間の実態を知ることは、ネコ目動物の個体数の動向を知るのに不可欠です。新しく生まれた動物が大人に育って健康的な個体数に貢献できるかどうか、その確率を知るためにも欠かせない知識です。」
体重を量られたユキヒョウの赤ちゃん
<Science Daily>によれば、この短いビデオは、「Panthera」のユキヒョウ分野科学者、オーリォン・ヨハンソン氏(Örjan Johansson)が、カメラを延長した長いポールに取り付けて撮影したものです。さらに、獣医師を含めたチームは、母親が狩りに出かけている間に2つの洞窟巣に入ることに成功(1つ目には2頭、2つ目には1頭の幼獣がいました)。3頭の幼獣の体重、体長などを記録し、写真を撮影、その他の詳細も記録することができました。2頭の幼獣には将来の個体識別のため、米粒ほどの大きさのマイクロチップIDを埋め込み、その後、母親達が警戒することなく巣に帰っていったかどうかも確認し、問題はなかったそうです。
科学者達は、自然の中での「典型的な出産巣」の特徴と共に、ユキヒョウの幼獣がどの位の期間を洞窟/巣の中で過ごすのか、いつ頃から母親と外に出るのか、母親がどのような頻度で幼獣を置いて狩りに出るのか、1回の妊娠/出産における産子数などを調査していく予定です。
ユキヒョウはIUCNの絶滅危惧種に指定され、12か国で保護されていますが、密猟されブラックマーケットで売られることもあります。「Panthera」によれば、現在分かっている限りでは、ヒマラヤ山脈、カラコラム山脈、ヒンドゥークシュ山脈、パミール高原、天山山脈、ロシアのアルタイ山脈など、200万平方キロにもわたる地域で、残っているユキヒョウは3,500〜7,000頭ほどしかいないそうです。もともとの生息地に放牧される家畜が増え、住む場所が減ったのが最大の原因ですが、家畜を襲われた農場主が報復として殺したり、毛皮や、漢方薬に使うための骨をとるのに密猟されることも多いそうです。
調査チームがユキヒョウの赤ちゃん達を調べたり、洞窟に帰そうとしている時などの写真ギャラリーはこちらで見られます。
記事元:Pawnation、Science Daily、YouTube
■[Fabloid]になったAOLセレブリティ、おすすめ記事
新作『アウトロー』ひっさげ来日したトム・クルーズは、今もトップスターと言えるか?
ブラッド・ピットがSNSデビュー!中国版ツイッター『ウェイボー』で「行くよ」と謎めいたメッセージ■その他のおすすめビデオ
動物園から子ライオンが脱出!! ...と警察に3回も通報された人騒がせなペットの正体は?
フェレットみたい!? 飾り塀のすき間をスイスイと歩き抜けるスラローム猫!
「スマホに支配されないよう」クリスマスにiPhoneをもらった少年が、母と交わした契約とは?
どこだか知ってる? 世界一短いエスカレーターのある場所 もっと見る