エルトン、R.プラント、タウンゼンドらが英首相に嘆願!「Googleは違法コピーの温床」

2010年に立案されたものの、2014年になるまで行使できないことになっている "Digital Economy Act(デジタル経済法案)" 。これは違法ダウンロードを行った者に対し法的処罰が加えられるという法案だが、2014年を待たず早急に違法音源サイトを取り締まってほしいと、エルトン・ジョン、レッド・ツェッペリンのロバート・プラント、ザ・フーのロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼント、クイーンのブライアン・メイ、TVプロデューサーのサイモン・コーウェルらがキャメロン英首相に訴えていることが明らかになった。

彼らが提出した嘆願書の中で槍玉に挙げられているのが、 "Googleやその他大手サーチエンジン" である。これらは違法コピーやダウンロードサイトの温床となっているため、厳しく取り締まる必要があるという内容だ。違法コピーはクリエイターの財産である作品を不当に搾取する行為であり、著作権を正当に行使することが最終的には国全体の利益につながるとし、「影響力のある国家イギリスが率先してこれを推進すべき」というのが彼らの主張である。

しかし一方のGoogleはと言うと、GoogleUKの運営マネージャー氏曰く、「我々はこれまでに何百万というサイトのリンクを検閲してきた」とし、「調査によって明らかになっているのは、リンクそのものの検閲よりもサイトに掲載されている広告や支払い手続きなどに問題があるということ。実際の金銭が関わる部分を取り締まることの方が遥かに重要だ」と説明している。さらに彼は、「Googleはそもそも違法コピーおよびダウンロードに加担する姿勢は一切無い」と念を押しているが、そもそも双方の論点はかみ合っていない様子。今後両者が歩み寄ることはあるのだろうか...まだまだ先行きは見えない状態だ。

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