デイヴ・グロールのビートルズ愛「彼らがいなかったらミュージシャンになっていなかった」

デイヴ・グロールはビートルズを愛している。

元ニルヴァーナで、現在フー・ファイターズを率いるデイヴはビートルズへの愛を隠さずに表現している。個人的にはリンゴ・スターを敬愛しているデイヴは、最近カート・コバーンはビートルズから影響を受けているとし、「カートはビートルズが大好きだった。彼らは凄くシンプルだったからね」と話している。

そのデイヴは、今回iTunesで限定リリースされるビートルズの最新コンピレーション「Tomorrow Never Knows」にコメントを寄せており、デイヴの人生において常にビートルズは大きな影響を与えてきたとしている。

「もしビートルズがいなかったら、ミュージシャンにはなっていなかっただろう。若い頃から彼らの楽曲は大好きだったし、年々彼らの作品の奥深くへ潜りこんでいった。彼らのグルーブと自信、優雅さ、美しさ、闇と光。ビートルズは全てをこなせる存在だった」

またデイヴは、自分の娘バイオレットもビートルズが大好きなことをコメントの中で明かした。

「最近俺は6歳の娘バイオレットに映画『イエローサブマリン』を見せたんだ。これが彼女にとって初めてのビートルズ体験だったけれど、彼女はすぐに俺が彼女と同じ年齢で感じたビートルズへの愛を感じてくれたよ」

そしてコメントは「ひとつの世代から次の世代へ、ビートルズは最も重要なロックバンドとして受け継がれるだろう。それが本当かどうかは俺のバイオレットに尋ねてくれ」と締めくくられている。

フー・ファイターズは今年のグラミー賞で5部門の受賞を果たしたが、受賞のスピーチの中で、デイヴはコンピューター・ミュージックについて言及していた。

「俺にとってこの賞は大きな意味を持っている。何故ならこれによって音楽における人間が重要だということを証明できたからだ。マイクに向かって歌い、楽器の弾き方を学び、技術を磨く。これは人間にとって最も重要なことだと思っている。完ぺきじゃなくていいし、正しい音かどうかも問題じゃない。コンピューターの中で何が起きているかじゃないんだ。俺たちの心の中で何がおきているか、そして頭の中で何が起きているかということなんだ」

ちなみにデイヴは似たようなコメントを昨年のMTVビデオミュージックアウォードでも発表しており、「俺が言いたいのは、ロックを信じろってことだ。とにかく信じてほしい。厳しく見守らなければならない時もあるだろう。でもロックは常にそこにいる」とアピール。ここ数年は「ロックは死んだ」というセリフが幾度となく言われており、特にイギリスでは2011年に7年ぶりにポップアルバムの売り上げがロックアルバムの売り上げを上回っている。そのため、このようなコメントがデイヴから出るのは当然だろう。

しかし、デイヴの娘バイオレットのような音楽を良く理解している若い世代の存在もあり、ビートルズは50年以上に渡りその地位を守っている。ビートルズは1970年に解散したが、未だに2000年から2010年にかけてのアルバム最多売上枚数記録を保持している。

今月初めにリンゴ・スターは、ビートルズが若い世代に未だに人気があることを誇りに思うとし、「私たちが作った音楽は未だに重要だ。若い世代は未だに私たちの音楽を学んでいる。偉大な遺産を作れたと思う。どの世代もビートルズを聴いているし、未だに他のアーティストよりも売れているんだよ!」とコメントしている。

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