あれは...鳥だ!飛行機だ!プーチンだ!! アドベンチャー大統領、ツルの先導に挑戦

先日ロシアのウラジオストクで行なわれた、APEC(エイペック)首脳会議。そこに行く前に、プーチン大統領には寄るところがありました。ツルのために。
このビデオが撮影されたのは、首都モスクワから3,500キロ離れた極東の地、ヤマル半島です。半島の大部分は永久凍土に覆われており、伝統的なトナカイの遊牧が受け継がれている地域だとか。

過去にはトラを麻酔銃で撃ったり、上半身裸で馬に乗ったりして、ワイルドな雰囲気を醸し出すのが好きなプーチン大統領。今回の目的は、人間に育てられたソデグロヅル(Siberian white crane)を野生に還し、どちらの方向に南下するか先導して教えてあげることだったそうです。

「大人のツルに似るように」白い布で作った服を身に付け、中央アジア方面へ、「こっちに行くんだぞ!」と一緒に飛んで教えてあげようというこのプロジェクト、果たしてうまくいったのでしょうか...?彼はツル相手でも、リーダーシップを発揮できたのでしょうか。
<会話はうまくいっていたようなのですが...>

まずは面白い勇ましいビデオをご覧ください。

モーター付きのハンググライダーに、プロのパイロットが後ろに控え飛行開始。(プロがいるなら、大統領は要らないのでは...?などと考えてはいけません。)結果はどうだったかと言うと...1回目の飛行では、1羽だけついて来たそうです。これは風が強く、ハンググライダーがいつもより早く飛んでしまったのだろうと推測。果敢に2回目の飛行に挑戦します。

2回目はかなり改善し、5羽のツルがついて来ましたが、何回か円を描いた後は2羽しか残りませんでした。ニューヨークタイムズ紙によると、プーチン大統領は飛ぶ前にツル達に、「俺がこれからアルファヅル(リーダー)だからな」と伝え、「救ってやるぞ」と言い聞かせたそうですが、ツルは残念ながら聞く耳を持たなかったようです。

15分ほどかかった2回目の飛行の後、プーチン大統領はアルファヅルの役割をプロのパイロットに託しました。パイロットのかたは、中央アジアまで実際にツルと一緒に飛ぶ予定だそうです。

ロシアの生物学者によれば、野生の西ソデグロヅルは世界中で20羽以下しか残っておらず、絶滅が危惧されています(国際自然保護連合(IUCN)絶滅危惧CR類)。

ハンググライダーや低速度の飛行機で、飼育下繁殖した鳥を導くのは新しいアイデアではありません。実話に基づいたアメリカ映画『グース』(原題:Fly Away Home,1996)でもそんなシーンがありましたが、現実の話では鳥たちは幼い頃から原作のモデルになったビル・リッシュマンさんを母鳥だと思っていて、それでも南下するのを教えるのに10年かかったそうです。

かたや言うことを聞かないツルと違い、プーチン大統領がリーダーシップを発揮できるモスクワでは、3,500キロ離れた極地に写真家を派遣することを拒否した『Vokrug Sveta』(Around the World)という雑誌の編集長が解雇されたそうです。

記事元:HuffPost WorldNew York Times

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