投票をも左右する!? ホワイトハウスに住んだ米歴代大統領のペット&ロムニー氏のペット歴

キャロライン・ケネディのポニーから、オバマ・ファミリーの愛犬ボーまで、大統領一家が飼ってきたペットはさまざま。共通しているのは、みんな米国民に愛され、ファンレターをたくさん受け取ったり、彼らに関する本まで出たりしたことです。大統領選を1か月後にひかえ、これまで人気のあったプレジデンシャル・ペットの映像を集めてみました。

1. ビル・クリントン大統領&ソックス

2009年に亡くなった後も絶大な人気を誇るクリントン一家のペット、タキシード柄の「ソックス(Socks)」。名前はもちろん、白いソックスをはいているようだから。よく猫は人間を選ぶと言いますが、迷い猫だったソックスが選んだのはクリントン家の1人娘チェルシーさんでした。まだ一家がアーカンソー州に住んでいた時、チェルシーさんがピアノの先生の家を立ち去ろうとしていたところ、腕の中に飛び込んできたそうです。1993年にクリントン家とホワイトハウスに引っ越し、サウスローンでお昼寝するのがお気に入りでした。

記者会見をしたことやテレビ出演の経験もあり、『マペット・ショー』に人形版のソックスが登場したことも。ソックスをインスピレーションにした歌や漫画、切手もあります。そんな未来を予測してチェルシーさんを選んだとしたらすごいですが、アーカンソーにいた時はそんなセレブ・ライフは想像もしなかったことでしょう。


2. ジョージ・W・ブッシュ大統領&バーニー

スコティッシュ・テリアの「バーニー(Barney)」は、ニュージャージー州知事だったクリスティーン・ウィットマンからローラ・ブッシュ夫人への贈り物でした。(ウィットマン元知事の飼い犬、クアーズが産んだ子犬のうち1匹がバーニーだったのです。)子犬の頃からお行儀が良かったというバーニーは、「Barney Cam(バーニー・カメラ)」という年末恒例のビデオに出演し、毎年ホワイトハウスのクリスマスを楽しいものにしました。

ローラ夫人が企画したという、バーニーがジュニア・パークレンジャーになりたがっているという設定のこのビデオ、寸劇に出ているブッシュ大統領とトニー・ブレア首相が一番楽しんでいるようなのは気のせいでしょうか...。

3. バラク・オバマ大統領&ボー

娘2人に「ホワイトハウスに引っ越したら犬を飼ってもいい」と公言していたものの、長女のマリアさんのアレルギーなどがあり、愛犬探しが一時難航したオバマ一家。しかし最終的に、エドワード・"テッド"・ケネディ上院議員夫妻から、抜け毛が少なく(軽いものであれば)アレルギーに影響があまりないポヂュギース・ウォーター・ドッグが贈られ、「ボー(Bo)」と名付けられました。ボーの名は、ミュージシャンのボー・ディドリーに因んだもの。

このビデオでは、NBCの看板キャスターであるブライアン・ウィリアムスのインタビュー(?)にこたえ、まだ子犬なのにかなりお行儀がいいですね、とほめられています。

4. ジョン・F・ケネディ大統領&マカロニ

ケネディ大統領と言うより、長女のキャロライン・ケネディさんのペットだったポニーの「マカロニ(Macaroni)」は、リンドン・ジョンソン大統領からのプレゼントでした。当時マカロニはホワイトハウスの敷地内を自由に散策し、何千通ものファンレターを受け取ったそうです。可愛らしい弟の、今は亡きジョン・F・ケネディ・ジュニアや、ポニーの身支度をしていてもエレガントなジャクリーン・ケネディ夫人の姿が見られる貴重なビデオです。

マカロニの他にも、キャロラインさんの愛犬「プシンカ(Pushinka)」も有名でしたが、こちらはソビエト連邦の最高指導者であったニキータ・フルシチョフからの贈り物。プシンカの母親はスプートニク5号に乗って宇宙で1日を過ごしたソ連の宇宙犬のうちの1匹、ストレルカです。冷戦のさなか、プシンカとケネディ家の愛犬チャーリー(Charlie)の間には恋が芽生え、犬の米ソカップルは4匹の子犬をもうけました。

5. フランクリン・ルーズベルト大統領&ファラ

スコティッシュ・テリアはホワイトハウスで人気があるようで、フランクリン・D・ルーズベルト大統領の愛犬「ファラ(Fala)」もそうでした。ファラは略したニックネームで、本名はFDRのスコットランド出身のご先祖にちなみ、「Murray the Outlaw of Falahill(ファラ丘の無法者マリー)」という面白い名前です。

ルーズベルト大統領のブレックファスト・トレイには毎朝ファラ用の骨が付け添えられ、ディナータイムには彼用のディナーが別に用意されたとか。大統領自らいつも食事をあげ、寝るときも、ベッドの足元においた特別な椅子の中で寝たそうです。

列車、車、そして船にも乗り、FDRとさまざまな所に旅をしたファラは、カナダやメキシコ、アラスカ沖のアリューシャン列島やフロリダにも一緒に行き、ウィンストン・チャーチル首相とニューファンドランド島で会ったこともありました。1942年にはファラの一生をテーマにした映画も作られ、ニューヨークにあるルーズベルト博物館に行くと、今でも鑑賞することができます。

<最もクレイジーなペットがいた大統領は誰?>
残念ながらビデオはありませんが、これは文句なしにセオドア・ルーズベルト大統領の1人勝ち。数々の馬、犬、猫、ヘビ、鳥、モルモットに加え、ライオン、ハイエナ、ヤマネコ、コヨーテ、5頭のクマ(!)、シマウマ、フクロウ、アライグマなどを飼っていました。

<大統領選とペットのこぼれ話>
ちなみに共和党の大統領選候補、ミット・ロムニー氏のペット歴は?ずいぶん前の話なので持ち出すのはフェアではない、という意見も多いのですが、いまだに、1983年に彼がおかした「罪」が犬/動物好きに持ち出されています。

その事件とは、ロムニー・ファミリーが家族旅行でボストンからカナダに、12時間かけて自家用車を運転した時のエピソード。当時ロムニー家ではシェイマスというアイリッシュ・セッターを飼っていたのですが、旅行に連れて行くのに、シェイマスはクレートに入れられ、12時間(1,050km)、車の屋根に縛り付けられた状態で道中を過ごしました。

その間にお腹をこわしてしまったシェイマス君の状態は着いた時にはかなり無惨なもので、ワンちゃん、クレート、そして車と全部ホースで一気に洗浄したというロムニー候補。その後シェイマスは「逃げやすい」犬になったとロムニー氏の息子が告白し、里子に出されたことも判明。「クレートには特別に風除けが付けられていた」と弁解したロムニー氏ですが、いまだに犬好き/動物愛好家の中には、「そんな残酷なことをする人に投票できない」と言う人もおり、"Dogs Against Romney"(ロムニーに反対する犬達)というFacebookページには、10万人近くのファンがいます。

記事元:yourtango.compresidentialpetmuseum.comcsmonitor.comYouTube(1)YouTube(2)YouTube(3)YouTube(4)YouTube(5)

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