無類のギャンブル好き、東尾WBCコーチの現役時代のお小遣いって?

WBC3連覇を目指した侍ジャパンでしたが、準決勝でプエルトリコに敗退し、ベスト4に終わってしまいました。敗因の1つと報道されているのが、東尾修投手総合コーチ(元西武ライオンズ監督)のギャンブル通い!3月20日付けの日刊スポーツによれば、大会中の3月4日に休日返上で投手陣数人が調整に励むなか、東尾コーチは県境を越えて公営ギャンブルに興じ、チーム内に不協和音が生まれた、というものです。

東尾氏といえば、現役時代の'87年オフに麻雀賭博で書類送検され、謹慎を喰らった過去もある無類のギャンブル好きとして有名です。
「昭和のころのスポーツ選手は、『ギャンブルで度胸をつける』という、今ではあまりお目にかかれない理由で賭け事に興じていました。大金をかけるというプレッシャーに身を置くことで、独特の勝負勘を養うという論理です。単にギャンブルをしたいだけという見方もできますが...」(スポーツライター)
となれば、小遣いがないことには賭け事もままならない。最近は、『月の小遣いは3万円で昼食は激安290円弁当をわざわざ並んで買う』なんていうサラリーマンも珍しくない時代(泣)ですが、東尾は現役時代に他の選手も羨むほどの小遣いを手にしていました。

当時の『プロ野球選手写真名鑑』(日刊スポーツグラフ特別号)には、84年版から各選手の小遣い額が記載されています。以下が、84年の日本人選手年俸トップテンですが、東尾氏の小遣い額は突出していますね・・・。

1位 江夏豊  西武 36歳 推定年俸7800万円 小遣い50万円
2位 山本浩二 広島 38歳 推定年俸7500万円 小遣い30万円
3位 田淵幸一 西武 38歳 推定年俸6800万円 小遣い10万円
4位 東尾修  西武 34歳 推定年俸6500万円 小遣い70万円
5位 山崎裕之 西武 38歳 推定年俸6100万円 小遣い30万円
6位 落合博満 ロッテ31歳 推定年俸5940万円 小遣い30万円
7位 福本豊  阪急 37歳 推定年俸5500万円 小遣い20万円
8位 山田久志 阪急 36歳 推定年俸5400万円 小遣い50万円
9位 大田卓司 西武 33歳 推定年俸5200万円 小遣い20万円
10位 掛布雅之 阪神 29歳 推定年俸5100万円 小遣い20万円

※データは、'84プロ野球選手写真名鑑(日刊スポーツグラフ特別号)より

当時の広岡達朗監督(西武)は推定年俸3000万円・小遣い10万円と記載されていることを考えても、大きなお世話ではありますが東尾氏の小遣いはグンを抜いていますね!(逆に田淵氏は低過ぎる気がしますが...)。
その後、東尾氏の小遣い額は、引退する88年まで以下のように推移しています。

85年 推定年俸6800万円 小遣い80万円
86年 推定年俸9100万円 小遣い80万円
87年 推定年俸1億円 小遣い90万円
88年 推定年俸7500万円 小遣い90万円

88年の年俸は、麻雀賭博で書類送検された影響で2500万円ダウンしましたが、小遣い額は変わりませんでした。

引退後、解説者を経て、95年から西武ライオンズの監督に。二度の優勝を果たすなど、80年代から続いた黄金時代の過渡期にあったチームを上手く立て直した手腕は見事でした。が、今回のWBCでは投手交代が後手後手に回ってしまい、ギャンブルで磨いた勝負勘が生かされなかったようですね・・・。
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