「夢を追う」なんて言うとカッコ良いけど、就職が怖くてお笑い芸人に逃げた

■マッハ・スピード豪速球 ガン太の「どんなときも。」第1回

初めましてボクは「マッハスピード豪速球」というコンビの「ガン太」と申します。お笑い芸人をさせて頂いています。
このWEBマガジンは働き詰めのハードワーカー向けのマガジンだと伺っています。

しんどいですかー!!??

ボクがお笑い芸人を始めたのは、大学3年生の周りが就活なるものを始めた頃でした。
理由は、小学校低学年で習う漢字も書けない程の致命的に学力の無いボクが就職の出来るところなどたかが知れている。ならば、お笑い芸人で金持ちになってやる!
という単純明快でとても安易なものでした。
友人がスーツを着て面接に出かける中、ボクはお笑い養成所へ通い始めたのです。
この時就活をしていれば、もしかしたらボクもビジネスマンになっていたかもしれませんね。



"夢を追う"なんて言うとカッコ良く聞こえますが、当時を思い起こすと、この選択ははっきり言って"逃げ"だったなーなんて今になると思います。
就職が怖かったんですね。

そりゃ芸人始めて何年かは自分の夢を追っている状況に酔いしれ、「芸人カッコいい!夢最高!サラリーマンダサい!」なんて口走っていたこともございますが......。30歳になった今、いくら芸人はカッコ良くてもやっぱり結果を残しお金を稼がないと、それなりにダサいんじゃないかと思うのです。

しっかりと働き収入を得て家族を養う。
この普通の事がいかに大変で立派で素敵な事なのかと、ボクが逃げた就職を経てちゃんと働いている人を素直に尊敬しております。
電車の酔っぱらいのハゲたサラリーマンにも心の中ではいつも敬礼です。

ビジネスマン及び読者の方々
この連載では"お笑い"という特殊な職業ゆえに起きる出来事や考えを記していきたいと思います。
そんな一般とはかけ離れたものを覗いて頂いて皆様には、「ダサー、こうはなりたくない」でもいいですし「頑張ってるねー自分も頑張ろう!」でも何でもいいので、何か感じて少しでも仕事への活力になってもらえれば幸いです。

==著者プロフィール==
マッハスピード豪速球・ガン太
1984年生まれ。人間の本質をとらえたコントを得意とするお笑いコンビのネタ作り担当。オフィス北野・フライデーナイトライブで才能を見出され、2012年1月オフィス北野所属となる。テレビ東京「ゴッドタン」の若手芸人対象アンケート『華は無いけど実力はある芸人』で3位と周りの若手芸人からも一目おかれる存在。日本喜劇人協会主催『第一回コント新人大賞』準優勝。また、水道橋博士の運転手だったことでも有名。

■コント動画
「コント、マナー」―お笑い 「マナー」 マッハスピード豪速球 コント―
https://www.youtube.com/watch?v=ZmsOFHg2Rok
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