【橋P教えて!】チーム作りは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を目指せ

<質問>
同じプロジェクトにいる同期がマジで使えないヤツです。後輩もいるんですが、ものすごい暗いヤツだし...このチームの仕事にモチベーションが全然上がりません。どうしたらいいですか?
営業・31歳(男性)



<橋Pの回答>

「アベンジャーズ型チームよりもガーディアンズ・オブ・ギャラクシー型のチームがうまくいく」

「なんでこんな仕事ができないやつらと一緒に組まなきゃいけないんだ...」っていうイライラがでてしまうのは、あなたが有能な証拠かもしれません。では、全員がスゲー優秀な社員ばかりのチームだったらどうなるか?
これ、実は意外とうまくいきません。

実際に僕が所属したチームでの体験。ある番組のメンバーが、ほぼ全員アイディアも出せて、プレゼンもうまくて、プロデューサーとしても活躍するというチームがありました。社内では「ドリームチーム」とも称されたのですが、その会議のまとまらなさはヤバかった...。
とにかく、皆が「一人で番組が作れるレベルの職能」を持つため、誰の意見にも理があり、方向が違う意見が出たときに折り合わない。そして、互いがそれを正しいと信じて譲らないので話が進まない。

これは映画で言うならば、アメコミヒーローのスター大集合チームの「アベンジャーズ」が全然まとまらないという話と同じ(まあ最終的には共闘しますがそこは置いといて)。全員がヒーローだったら大変。誰も引き立て役がいないと大変。みんな主役になろうとするチームってキツいよな〜って端から見ててよくわかる、そんな、他人事感がある映画でしたよね?

だから、そんな今こそ、絶賛公開中の最高に素晴らしいヒーロー映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」型のチーム作りを目指すべきなのです。

本作品は、いわゆる「アウトロー」「はみ出し者」たちが仕方なくチームを組まされ、でも最終的には協力し合って大きな目的を成すという話。
お調子者で無茶するが機転が利き正義感の強い宇宙盗賊のピーター・クイル。凶暴だがメカや銃器スペシャリストで根っこは熱い心を持っているアライグマのロケット、言葉は全然話せないが怒るとべらぼうに強くて誰よりも優しい樹木型ヒューマノイドのグルート。親を殺された孤児で、冷静で強く美しい女性暗殺者のガモーラ。妻子を殺され復讐に燃える最強の荒くれ者だけどバカ、というドラックス。明らかにピンだとヒーローになれない5人であり、協調性もまるでない。しかし、それぞれが得意なジャンルで互いをカバーし合い、最後には全員の熱い意思で共闘するという最高な映画!まさに俺たちが共感しまくれるストーリーなのです!

彼らが結束するキッカケは「こいつらと協力し合わなきゃ世界が滅びる」ということなんですが、その後、互いの才能を認め、信じ合う。「俺はこれができる」、「あいつはこれができる」。ダメ人間たちだけど、彼らは一人ではミッションを完遂できないことを理解し、協力し合うのです。

チームづくりで大切なのは「一人で何でもできる天才」はほとんどいない、だから、今居るメンバーでやるしかない、という前提に立つ事。
ただでさえ、ヒトも金も減らされる時代です。それを理由に仕事にやる気が出なかったら今後モチベーションなんて絶対に上がらないはず。そもそも人員配置ってそんなうまいこといってないですよね、会社なんて。
だからこそ、今のチームに不満でも、そのメンバーでどうやって活路を見出すかをまずは考えてみましょう。ダメ人間に見えても良い所は絶対1つはあります。ダメ出しばかりせず、得意な部分を存分に引き出すことが互いの理解を深めることにもなるのです。

長々と書いてますが、要は、今すぐ超面白い映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を劇場に観に行って、スカッと楽しんできてほしいという話。職場でのチーム作りに必ず役立ちます。それでもスッキリしない場合はこのラジオ番組に悩み相談を!

TBSラジオ954kHz「ジェーン・スー 相談は踊る」(毎週土曜19:00〜21:00生放送)
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文/橋本吉史

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